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質問通告内容

会議名

令和7年6月藤枝市議会定例月議会

質問日

令和7年6月12日 (一般質問)

議員名

岡村好男 (藤のまち未来)
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通告内容

(1) 第6次総合計画の進捗と後期計画に向けて
(2) 総合病院経営の現状と今後について

質問要旨

標題1:第6次総合計画の進捗と後期計画に向けて

 第6次総合計画がスタートして早くも4年が経過し、いよいよ本年度は後期計画策定の年となりました。
 令和2年度の計画策定に当たっては、私自身、議会の総合計画特別委員会に関わりさせて頂き、大変思い入れも強く、初めて国土利用計画と統合し、土地利用構想として一体の計画とした画期的な内容、そして市内各地区に足を運んで市民の声を直接聞き、それを形にした総合計画を評価いたしました。
 この間、コロナ禍という大きな危機に直面しながらも着実に計画を実行され大方の目標を達成されて、目標に掲げる「幸せになるまち」が一歩一歩前進している、実感のできる状況になっているものと感じております。
 一方で、人口減少や物価高騰など、社会環境は大きく変化し、社会不安は益々高まる今日この頃であり、後期計画では軌道修正も必要になってくることが考えられます。
 そこで前期計画の評価、そして後期計画への期待も込めて、以下3項目について伺います。

(1) まず北村市政の基盤であり、総合計画の柱でもある「4K 重点施策」の、前期計画における進捗と評価について4点伺う。
 @ 「健康」施策について  
 A 「教育」施策について
 B 「環境」施策について
 C 「危機管理」施策について

(2) 次に、前期計画の評価を踏まえた後期計画策定の考え方について伺う。

(3) 後期計画の策定に当たっては、その基盤として、実現性の面でも財政の舵取りが極めて、重要になると考えますが、後期計画における財政計画の考え方について伺う。

標題2:総合病院経営の現状と今後について

 標題1で第6次総合計画について伺いましたが、目標である「幸せになるまち」の実現に当たりましては、市立総合病院の在り方、とりわけその経営が大きく影響してまいります。
 私は、2月の代表質問でもこの件について伺いましたが、市立総合病院は、市財政から独立した経営というものの、まだまだ市に依存しなければならないのが実態であり、コロナ後の厳しい経営状況の中で、本年度は病院支援局に「経営改革担当」も配置されたものと認識しております。
 一方で高齢化社会が進展する中で、医療ニーズはますます高まり、今後在宅での医療、看護も含めてよりきめ細かで、市民に寄り添った医療サービスが求められ、また志太榛原地区の中核病院としてさらに高度な医療サービスが求められています。
 今後の経営改革においては、このバランスをどのように取りながら進めていくのかが、大きなポイントになるものと考えます。また、新たな医療サービスとして「家庭医療センター」の開設を進められておりますが、このことが病院の経営改善にどのように繋がるのか、市民にとってどのような存在となるのか、今ひとつ明確でないように思います。そこで、これらにつきまして、以下4項目について伺います。

(1)まず、令和6年度の病院事業会計の決算状況について伺う。

(2)令和6年度決算を踏まえた、今後の経営改革の方針、具体の方策について伺う。

(3)「家庭医療センター」については、これまで当局より「運営が軌道に乗るまで数年かかる」との答弁がありましたが、目下の病院の経営状況を考えると、センター開設に当たっては、病院の経営改善に効果をもたらすための十分な経営計画とその説明が必要であると思うが、考えを伺う。

(4)「家庭医療センター」を開設する目的について、これまでの答弁では、「総合診療医、家庭医を養成するために設置」と繰り返されておりますが、これでは、北村市政の言う「市民目線」の施設に見えてきません。市民にとってどのような位置づけの施設になるか、「かかりつけ医」との違いはなんであるのか、改めて市民に分かり易く説明を求めます。

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