令和8年6月藤枝市議会定例月議会
令和8年6月16日 (一般質問)
寺田亜記子 (藤のまち未来)
(1) 蓮華寺池公園を起点とした滞在・回遊型のまちづくりについて
(2) 子育て世帯を支える放課後児童クラブの終了時刻延長について
標題1:蓮華寺池公園を起点とした滞在・回遊型のまちづくりについて
蓮華寺池公園は、市民の憩いの場であるとともに、藤まつりをはじめ、市内外から多くの来園者が訪れる、本市を代表する公園です。
市ではこれまで、蓮華寺池公園の再整備事業や第1駐車場トイレのリニューアル、岡出山小路の整備などにより、公園の利便性向上や周辺地域への回遊性向上に取り組んできました。
今後は、蓮華寺池公園を単独の公園として捉えるだけでなく、若王子古墳群、古墳の広場、郷土博物館、岡出山公園、旧市街地、商店街などとつなぎ、滞在時間の延伸、健康づくり、歴史学習、観光、地域経済の活性化へ結びつける視点が重要であると考えます。
そのためには、トイレ環境、ハイキングコースの安全性、案内表示、休憩場所、情報発信、歩行者動線などを、利用者目線で検証し、継続的に改善していく仕組みが必要です。
そこで、以下伺います。
(1)蓮華寺池公園内のトイレについて、多様な利用者の視点から、現在の整備状況と課題をどのように把握しているか伺います。
(2)蓮華寺池公園を起点としたハイキングコースについて、健康づくりや安全に歩ける環境整備の観点から、現在の管理状況と課題を伺います。
(3)歴史資源を活かした回遊について、若王子古墳群、古墳の広場、郷土博物館などを活かし、蓮華寺池公園を起点とした回遊について考えを伺います。
(4)旧市街地や商店街への回遊について、蓮華寺池公園の来園者を旧市街地や商店街へ誘導する取り組みについて、現在の状況と今後の展望を伺います。
(5)大学や学生との連携について、岡出山小路での産学官連携の実績を活かし、大学や学生と連携して、歩行者動線、案内表示、トイレ配置、ハイキングコースの使いやすさなどを調査・検証する考えを伺います。
標題2:子育て世帯を支える放課後児童クラブの終了時刻延長について
近年、共働き世帯の増加や働き方の多様化により、子育てと仕事の両立支援は、少子化対策や定住促進の面からも重要な課題となっています。
本市の放課後児童クラブは、現在、午後6時までとなっています。
しかし、市内在住の働く保護者の方から、定時で仕事を終えても迎えに間に合わない、転勤や異動があり勤務時間の調整が難しい、早退や時短勤務をせざるを得ず、収入面にも影響がある、という切実な声をいただきました。
保育園や認定こども園では延長保育を利用できていても、小学校入学後に放課後の預け先や迎えの時間に悩む、いわゆる「小1の壁」に直面する家庭があります。
場合によっては、市外への転居も検討せざるを得ないとの声もありました。
これは一つの家庭だけの問題ではなく、子育て世帯が安心して働き続け、藤枝市で暮らし続けられるかどうかに関わる課題です。
一方で、延長開所には、支援員の確保や勤務体制、安全管理、育成支援の質の維持など、丁寧に検討すべき課題があることも理解しています。
近隣市では午後6時30分まで開所している自治体や、午後7時まで対応しているクラブもあります。
そこで、本市においても、利用者の実態やニーズを把握したうえで、段階的な延長開所や多様な受け皿づくりについて検討を進める必要があると考え、以下伺います。
(1)近年の放課後児童クラブの利用児童数の推移、待機児童または入会保留児童の状況、支援員の確保状況について伺います。
(2)午後6時までのお迎えが困難な家庭の実態や、終了時刻の延長を求める保護者の声について、市はどのように把握しているか伺います。
(3)延長開所を実施する場合、支援員の確保や処遇、勤務体制、費用負担、安全管理などの課題があると考えます。市として、委託先である藤枝市社会福祉協議会と、延長開所に関する協議を行っているのか。また、現時点でどのような課題を把握しているのか伺います。