令和8年6月藤枝市議会定例月議会
令和8年6月17日 (一般質問)
植田裕明 (藤新会)
(1) がん・歯周病対策について
(2) 南海トラフ巨大地震への備えについて
(3) 詐欺対策について
標題1:がん・歯周病対策について
このたびの市議会議員選挙におきまして、私は、健康施策の推進として、「がんと歯周病対策」、安全安心なまちづくりとして、「南海トラフ地震への備え」と「詐欺対策」の3点、選挙公報、選挙チラシならびに街頭からの演説により、訴えてまいりました。そうした観点から、以下3つの標題について、本市ならびに病院当局の考え方を伺います。
(1).がん対策のさらなる推進
昨年11月議会で、類似都市中、がんで亡くなる女性がもっとも少ないとのことが明らかになりました。これはたいへん誇らしいことですし、本市のがん対策が功を奏している証左といえましょう。
今後、がん対策をさらに進めることで、本市の強みである「健康・予防日本一」に磨きがかかることと考えますが、当局の今後の方針はどのようなものでしょうか。
(2).病院事業における「がん医療」の今後
地域がん診療拠点病院に指定されている市立総合病院は、がんと救急に強い病院を自負しておりますが、今後、がん医療をどう進められるお考えでしょうか。
(3).歯周病対策
歯周病は、生活習慣病につながる健康の大敵ともいわれますが、市民の意識には、まだまだその認識が高くないのが現状かと考えます。今後、歯周病対策をどう進められる予定でしょうか。
標題2:南海トラフ巨大地震への備えについて
南海トラフ巨大地震は起こるのか?ではなく、必ず起こります。もっとも近い地震は80年前に起きた昭和南海地震で、その2年前には昭和東南海地震が起きており、これは連動した南海トラフ巨大地震とされております。
過去、100年から150年ほどを周期として繰り返し起こっていることから、国が向こう30年のあいだに起こる確率は80%以上としているのは、そうしたことを根拠にしているものと考えられます。
したがいまして、その備えはまことに重要と考えます。この点については、私は何度も本会議で議論してまいりましたが、まだ市民の認識は十分とは思えないところから、今回も取り上げます。
なお、気象庁の定義では、「南海トラフ地震」となっておりますが、その危険性への周知、一般的に使用され、認知されているところから、この標題では、あえて「巨大」の語を用いております。
(1).わが家の地震対策三本柱「家具転倒防止」のさらなる強化と推進
本市の家具転倒防止策は、全国的にも、もっとも手厚い助成制度であり、全国モデルとなり得る、まことに優れた施策と考えております。しかし、残念ながら、その普及率はそう高いものではないのが現状と思えます。さらなる推進を当局はどう進めるご予定でしょうか。
(2).防災訓練のあり方
防災訓練には、関東大震災を教訓として、全国的に行われる総合防災訓練(以下「総合」)と、静岡県独自に行われる地域防災訓練(以下「地域」)とがあります。
総合は夏に、地域は冬に開催され、各自主防災会でもそれぞれ独自に訓練がなされておりますが、コロナ禍や、夏期の猛暑の関係から、昨今は、自主防災会の訓練がコロナ期以前とは様相が変わってきているように思えます。
昨年は、県の総合が本市と焼津市を会場に行われましたが、猛暑の関係もあり、時期は10月に実施されました。こうしたことから、各自主防災会の訓練も総合と地域を合わせて行い、冬期の地域を実施しない団体も多かったように伺っております。
地域は、前述のように、昭和19年12月7日に起きた昭和東南海地震により、大きな被害を受けた静岡県が、直近の南海トラフ巨大地震であるところから、教訓として実施しているものですが、その認識は、市民には伝わっていないのが現状と思えます。
この2つの防災訓練のあり方をより周知し、南海トラフ巨大地震への備えの要とすべきと考えますが、当局の方針はどのようなものでしょうか。
標題3:詐欺対策について
詐欺被害が絶えません。本市は犯罪件数が県下でも少ない安全安心なまちとして知られ、これは誇るべきことですが、残念ながら、詐欺被害に関しては、件数・被害額におきましても県内の上位に位置していると伺っております。
市当局も警察署もその防止策として、周知啓発に大いにご努力をされておりますが、なかなか治まらないのが現状と思えるところから、以下、お伺いいたします。
(1).最近の詐欺被害の傾向
オレオレ詐欺、振り込め詐欺、架空請求、還付金詐欺などの特殊詐欺に加え、スマホなどを利用したSNS型ロマンス・投資詐欺が増えており、最近では警察をかたる詐欺も増えていると伺っております。最近の各種詐欺の傾向について、どう把握されているでしょうか。
(2).本市における被害実態
先にも警察官をかたる詐欺により市内の女性が大金をだまし取られる詐欺被害の報道がありました。本市における詐欺件数、被害額はどのようになっているでしょうか。
(3).効果的な詐欺対策を
電話を用いた詐欺の70%以上が海外からの国際電話であるところから、警察では、「スマホdeストップ国際電話」作戦などを実施しております。
こうした対策に加え、何より重要な点は、市民の意識と考えます。一にも二にも周知啓発、注意喚起が重要と考えますが、詐欺の防止対策をどう進められるのか、特に警察との連携など、当局のお考えを伺います。