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質問通告内容

会議名

令和8年6月藤枝市議会定例月議会

質問日

令和8年6月17日 (一般質問)

議員名

八木勝 (藤のまち未来)

通告内容

(1) 大雨のたびに不安になる高洲地区を、安心して暮らせるまちへ

質問要旨

標題1:大雨のたびに不安になる高洲地区を、安心して暮らせるまちへ

 近年、全国各地で線状降水帯や局地的豪雨による浸水被害が頻発しており、本市においても、高洲・高柳、築地地区での河川越水・溢水、道路冠水、宅地内浸水に対する市民の不安が高まっています。特に高洲地区は宅地化が進み人口が増加している一方で、農地が持っていた雨水の貯留・浸透機能が低下し、短時間で雨水が河川や排水路へ集中しやすい状況になっていると考えます。志太地域流域治水協議会の「小石川・黒石川水災害対策プラン」でも、流下能力不足や市街化の進展による保水機能低下が浸水要因として示されており、小石川では時間雨量90ミリ、黒石川では95ミリを対象とした対策が進められています。また、令和7年2月定例月議会における岡村好男議員への答弁では、黒石川上流域のバイパス水路工事、小石川の浚渫、県による黒石川改修、焼津市による遊水地整備、雨水貯留浸透施設への補助など、流域全体で総合的に対策を進める考えが示されました。しかし現在も、大雨のたびに地域では不安の声も多く、土のう対応を余儀なくされ、夜も心配で眠れない状況が続いています。止水板や雨水貯留タンク等の自衛対策も重要ですが、根本的には、黒石川・小石川の流下能力向上、護岸整備、浚渫、用排水路との接続改善など、河川そのものの再整備を計画的に進める必要があると考えます。そこで、今回は高洲地区における黒石川・小石川流域の浸水対策と河川再整備について、以下伺います。

(1) 高洲地区における浸水被害の現状認識について
 高洲地区では、宅地化の進展に伴い農地が減少し、雨水を受け止める機能が低下していると考えます。その結果、黒石川・小石川や用排水路等へ短時間に雨水が集中し、越水・溢水や道路冠水、宅地内浸水が発生しやすくなっているのではないかと考えます。本市は、高洲・高柳地区における浸水被害の現状と原因について、外水・内水氾濫の両面からどのように認識しているか伺います。

(2) 小石川・黒石川水災害対策の進捗と課題について
 志太地域流域治水協議会の「小石川・黒石川水災害対策プラン」では、河川改修、雨水排水施設整備、流域貯留浸透対策、排水系統の見直し、雨水貯留タンク等の設置促進など、総合的な浸水対策が示されています。また、令和7年2月定例月議会における岡村好男議員への答弁では、黒石川上流域のバイパス水路工事、小石川の浚渫、県による黒石川改修、焼津市による遊水地整備などが示されました。これらの対策について、黒石川・小石川それぞれの現在の進捗状況はどうか、未着手または遅れている事業の課題、今後の工程及び完了見込みについて伺います。

(3) 宅地化に伴う雨水流出増加と排水区ごとの再整備について
 高洲地区では、宅地化の進展により農地の保水・遊水機能が低下し、黒石川・小石川流域の浸水リスクが高まっていると感じます。浸水対策には、河川改修だけでなく、用排水路、側溝、雨水幹線、排水先を含めた排水区ごとの再整備が必要ではないかと思われますが、本市は、県管理河川、市管理河川、用排水路、雨水幹線、ボトルネック箇所等を排水区ごとに整理しているか、また、市民に分かりやすく地図等で見える化し、今後の整備方針を示す考えはあるか伺います。

(4) 調整池、遊水地、公共施設貯留等の流域対策について
 水災害対策プランでは、河川改修等を進めても浸水リスクは残ることから、流域全体で雨水をため、流出を抑える対策が必要であるとされています。高洲地区においても、黒石川・小石川へ雨水を一気に流さないため、調整池、遊水地、校庭や公園、公共施設、水田、ため池等を活用した流域対策が重要であると考えます。そこで本市は、高洲地区における黒石川・小石川流域の浸水対策として、これらを活用した流域対策をどのように進めていく考えか伺います。

(5) 止水板、雨水貯留タンク、浸透ます等の自衛対策と補助制度について
 大規模な河川改修には時間を要するため、住民や事業者による浸水への自衛対策も重要であると考えます。本市では、雨水貯留タンク、浸透ます、止水板等への補助制度を実施していますが、高洲地区の浸水実態に合った制度となっているか、検証が必要ではないでしょうか。制度開始後間もない状況ではありますが以下伺います。
 @ 雨水貯留浸透施設、止水板、防水対策等に対する現在の補助制度の実績と課題をどのように認識しているのか伺います。
 A 高洲地区の浸水リスクが高い地域に対し、補助制度の重点化や拡充を行う考えがあるのか伺います。

(6) 国・県の財源を活用した黒石川・小石川の再整備・再改修について
 止水板や流域対策も重要ですが、浸水被害の軽減には、黒石川・小石川の流下能力向上、護岸整備、浚渫、用排水路との接続改善など、河川そのものの再整備が必要であると考えます。一方で、これらの整備には多額の財源を要するため、国・県の補助制度や有利な財源を最大限活用し、計画的に進める必要があります。そこで伺います。
 @ 本市は、高洲地区の黒石川・小石川流域について、国・県に対し重点的な整備を要望しているのか伺います。
 A 今後、どの補助制度や財源を活用し、流下能力向上、護岸整備、浚渫、接続改善等を、どのような優先順位と工程で進めていく考えか伺います。

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