平成25年 9月定例会
平成25年9月10日 (一般質問)
志村富子 (無会派)
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1.地域性をより生かした放課後児童クラブの運営を
2.藤美園をもっと介護予防に役立てる工夫を
1.地域性をより生かした放課後児童クラブの運営を
前回7 時半受け入れのことで質問した時点では、夏休みまで何十日もあるので、保護者ともよく話し合いをして、何とかよい方法をみつけてほしいと申しました。この点について、協働・協力して解決しようという取り組みは何かおやりいただけたでしょうか。
社会福祉協議会本部職員1 名は専門に全クラブを巡回して指導するということでしたので、クラブの指導員の方々から、また本部職員の方にも、直接お話をお聞きしました。巡回指導はほんの少ししか実現されていないと感じました。今後どのようにしていくおつもりでしょうか。
地域の子どもは地域で育てる、ということから地域子育てアドバイザーを置くことにしたと理解していますが、活動状況はどのようでしょうか。
国・県のガイドラインには、保護者会等の活動について、積極的に支援、連携し、クラブの運営を保護者と連携して進めるとともに、保護者自身が互いに協力して子育ての責任を果たせるような支援をおこなうという内容が記されています。
前回、市の要綱、要領に保護者会について何も記載されていないことについてのお考えを質問したのに対して、答弁では、「保護者会は自主的で独立した、任意に組織するべきものである」という説明でした。保護者会はなくてよいのだと言っているようにも聞こえました。協力する仲間をつくっておこうとか、相談の必要が起きた場合に備えておこうという程度でもいいので、非常に小規模なクラブは除いても、保護者会はあった方が望ましいと思います。細い絆かもしれないけど、絆をつくるチャンスとして生かせるものと思います。お考えを伺います。
児童クラブと学校は施設の利用について連携を図ることとされていますが、教室・体育館(プール)・校庭等の施設の利用について、学校側ではどの程度、具体的に連携する構えをもっていますか。
国・県のガイドラインには、運営状況は保護者や地域に積極的に情報提供するとあります。これまでのように各クラブごとに収支決算書を作って、保護者や地域に会計報告をしますか。
2.藤美園をもっと介護予防に役立てる工夫を
市の60 歳以上の人が無料で利用できる藤美園の利用者数ですが、合併前のH.19 年度22,804 人、24 年度は21,244 人です。24 年度を例に藤美園の利用状況を見てみますと、趣味の8講座の利用者延べ人数が合計3,023 人ですが、単純にそれぞれの講座実施回数で割った数を合計してみると、実際の利用者は140 人位かと思います。また、市内の個人の利用者は12,667 人ですが、1 年に30 回、40 回と利用する人がかなりいます。そして、なんといっても最大の利用者は老人クラブの人たちです。しかし老人クラブの人数も減少傾向です。これら利用者の内訳から考えますと、限られた人たちの施設になっていく傾向が強まっているのではないかと思われます。以下質問します。
藤美園の指定管理についての評価はどのようでしょうか。
今後は介護予防を意識した取り組みを積極的に進めるべきと考えますが、いかがでしょうか。その場合、行政・指定管理者・6,000 人近くをかかえる老人クラブなどの知恵・協働が必要です。お考えを伺います。