平成25年11月定例会
平成25年12月4日 (一般質問)
向島春江 (市民クラブ)
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1.中山間地域の課題と取り組みについて
1.中山間地域の課題と取り組みについて
定住人口促進対策について
中山間地域の人口は著しく減少の一途をたどってきました。特に子供の減少は顕著であります。根本的には政策的なアクションが必要だと私は考えます。
@今決められている都市計画法の中で用途地域の見直しができるのか伺います。
A農振法など青地、白地の見直しができるのか。法の中で決められたものを一部でも改正できるか伺います。
B小規模校の特色ある学校づくりをどう考えますか。例えば、瀬戸谷小・中学生は、抜群の英語力が身に付くというような特色があれば転校・転入してくる子どもも増えると考えますがいかがですか。
=@県の内陸フロンティア政策と市の連携について
今、県では「内陸のフロンティア」を拓く取り組みを積極的に進め始めています。国から規制緩和等の特例措置を受けることができる地域活性化総合特区に指定されました。これから土地利用など各種規制改革など着実に具現化してくるのではないかと大きな期待を持つものです。
また、内陸の高台部において一体的な防災・減災対策の中で、中山間地の資源を活かし東名、新東名、そしてバイパス機能を活かし経済活動の中の企業誘致と中山間地域の定住人口拡大など、この機に連動して問題解決の糸口が見つかるのではないかと私は期待をふくらませています。これに対しての現状のお考えと、これからのことを踏まえての方針を伺います。
a@中山間地の農産物のブランド化の進めと茶工場の経営について
@基幹産業のお茶・野菜・みかん・しいたけ・花など藤枝ブランドとして誇れるものをつくり、押し上げていく。生産者と一体となってPRしていく必要があると思うがどうか伺います。
A共同茶工場の経営について、現在茶工場の組合員の減少など経営的に大変な状況であります。行政としてこのことについてどのように関わっているのか伺います。
メ@中山間地の耕作放棄地について
里山の景観を損ねて乱立している竹と放置茶園、竹林につきましてはかなりの努力をしていただいて伐採と林種転換を進めてくれていますが繁茂していく竹に追いつくのは大変な事業であります。
耕作放棄地について地主と契約して使える農地として整備し、NPO組織とか農業法人、個人でも希望する方に耕作していただく、行政が仲立ちをしてこのようなことを進めていくことはどうか。耕作放棄地をなくすための最善の策を政策的に進めていくことはどうでしょうか、伺います。
п@中山間地の観光振興について
富士山静岡空港の開港や新東名開通で、本市も観光客が増加してきています。山間地にも多くの人が訪れてくれていますが、日の目を見ない観光スポットがあります。
その中に、県道の工事でこのほど仮橋ができました東海の名瀑「宇嶺の滝」があります。滝に通じる道を整備していただきたいと思いますが如何でしょうか。そして高根山も富士山と同じく信仰の山として人々に愛されてきました。山頂付近まで車でもいけますが、歩いて約30分、山道は杉・桧・もみじに囲まれまさしくセピアロードとしての価値も充分あります。岡部の青羽根・ビク石・市民の森・不動峡と山間地は観光、ハイキングと宝が豊富であります。現存するものと接点をもって観光スポットとして入り込み客を図るなど定住人口の拡大とともに観光面からインパクトのあるPRをお願いしたいが、如何でしょうか。