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質問通告内容

会議名

平成25年 2月定例会

質問日

平成25年3月4日 (一般質問)

議員名

天野正孝 (市民クラブ)

通告内容

1.食育日本一と食物アレルギーについて
2.障害者就労支援について

質問要旨

1.食育日本一と食物アレルギーについて
 初めに、食育日本一と食物アレルギーについてお尋ねいたします。給食アレルギーについては平成24年6月議会を含め過去2回質問していますが、調布市での児童の死亡事故と連日の報道の中で県下35市町中31市町が一部でも除去食対応をしている事実を知らされ、対応していない藤枝市として、本来教育日本一を標榜できないことを危惧し、来年度予算が審議されるこの議会において、改めて、その後の対応と認識、展開について以下3点についてお尋ねします。
(1)アレルギー児童を抱える父母で組織された藤枝給食食べさせ隊と給食センターの情報交換の中で、人数把握とアレルゲンをなるべく使わない配慮、分析表を使った対応等がなされていることを認めながらも、学校と給食センターの連携やアレルギー対応への給食従事者等の不足・アレルギー対応施設増設の問題等がはっきりしてきました。こうした現場の声を含め、藤枝市としてそれらの課題をどう解決していかれるのか6月からこれまでの経過及び今後の展開として給食センター改築の際の対応、中長期的な計画も含めて伺います。
(2)給食アレルギーに対して各学校ごと対応が異なるという話も頻繁に聞かれ、学校教育課にも申し入れしたところですが、その実態と教職員への研修・啓蒙等、今後の対応について伺います。
(3)アレルギー対策の根幹は家庭です。多くの子育て中のご夫婦にも、保健センターを通じて啓蒙活動をされている事実を踏まえ、6月の答弁よりも踏み込んだ啓蒙促進ができないか、今後の計画も含めて伺います。

2.障害者就労支援について
 次に、障害者就労支援についてお尋ねします。
 この問題については、平成18年9月議会、平成19年11月議会で質問させていただきましたが、その後の「藤の里障害者プラン」の改訂の中でどのように進展してきたのか、まだまだ見えない部分があります。
 来年度においては従業員50人以上の民間企業への障害者法定雇用率が現行1.8%から2.0%に引き上げられるとともに、障害者就労支援施設から物品を優先的に調達することを国や地方自治体が推進するように必要な措置を講じる事を定めた障害者優先調達推進法いわゆるハート購入法が施行されることになりました。
 こうした法改正や社会変化に合わせ障害を持っても健常であっても誰もが暮らしやすいまちづくりをしていくのが、選ばれるまち藤枝のこれからの課題と考え、以下3点についてお尋ねします。
(1)障害には、身体・精神・知的障害という区分がありますが、それらが複雑に重なっていることが多く、家族が高齢化する中で、それらの障害を持った方々への自立促進は市の緊急の課題です。これまで進めてきた「藤の里障害者プラン」とその改訂での扱いを含めて、市としてどうお考えか伺います。
(2)現在障害者の雇用促進をどのように支援をされているのか、また今後どうされていくのか障害の状態ごとの就労者雇用現況を含め伺います。
(3)障害者就労支援施設に対して、これまでどのような支援をされてきたのか、併せてハート購入法への対応を含め今後どのように支援していかれるのか伺います。

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