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質問通告内容

会議名

平成27年 2月定例会

質問日

平成27年2月27日 (代表質問)

議員名

遠藤久仁雄 (60社中)
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通告内容

・子ども・子育て支援の今後の推進について
・「子どもを地域で育てる」という視点からとらえる
・地域活動や地域生涯活動を広めるための方策について
・何を主要なプロモーション活動とするのか
・まちの活力を高めるための取り組みについて

質問要旨

 来年度の「藤枝市戦略方針」が示されました。「選ばれるまち・ふじえだ」づくりのため、様々な施策が提案されていますが、市長はそれを重点方針として大きく4項目の柱に分かりやすくまとめ上げ、それぞれ印象的な言葉で投げかけてくれています。
この重点方針に沿って、以下の質問をさせていただきます。

標題1.子ども・子育て支援の今後の推進について

 藤枝市は人口が増えていますが、その中に小さなお子さんのいるご家庭が数多く見られるのは喜ばしいことです。また条件が整えば、第2・第3のお子様を育もうとしている方も多くいると想像します。
 しかし、ここで問題となるのが子育てと仕事の両立です。私は、こういった転入者の方も含めた若い世代のお母さん、お父さん方に、安心して子供を預かってもらい、精一杯働いてもらえる環境を作っていただきたいのです。これが達成されることにより、さらに私たちのまち・藤枝を活性化させてくれます。男女共同参画が叫ばれていますが、これはそのための最も基本的な対策でもあります。

(1) 来年度、さらにまたその先を見据えた「ふじえだ子ども・子育てスマイルプラン21」を見ると、5年後の平成31年度でも待機児童は解消されません。幼稚園の施設には大幅な余裕があるのですが、幼稚園が保育の受け皿として期待される「認定こども園」に変わるための諸条件が整わないようです。推進プラン以上の「認定こども園」の新設は可能なのかお伺いいたします。

標題2.「子どもを地域で育てる」という視点からとらえる

 現在、学校の置かれた立場としては、今までにない多くの課題を突き付けられ、非常に厳しいものがあります。しかし、特に藤枝市に於いては、まだまだ地域には強い力があるものと信じています。
 例えば学校行事や各種大会への協力や応援、生徒指導、登下校の見守りとか、数えきれないものがあり、感謝されています。

(1) 地域や行政の力で、学校運営がより円滑に進み、またより一層の教育効果が発揮され、それにより藤枝市の小中学校一校一校が、地域の学校として誇りをもって教育活動を行えるよう、どのような方策をお考えか伺います。

標題3.地域活動や地域生涯活動を広めるための方策について

 高齢化社会に入り、今改めて、この平和な世の中で、高齢者の皆様が如何に残された人生を有意義に過ごされるのかという、深刻な問題が沸き起こって来ています。
 私は、そのような数多い高齢者(私も含めて)、益々増加する高齢者に対する方策が十分に打ち出されていないと思っています。勿論、公民館では各種の講座が開催されており、参加者も多数いることは承知しています。重要な活動ですし、継続していただきたいです。しかし、公民館でのこういった活動も、これからの高齢化社会を考えると、十分な効果を発揮されるかは疑問です。

(1) 来年度から、徐々に市内の公民館の組織体制が変わりますが、その狙いの一つに、地域の活性化があげられていますので、ひとまずこれに期待するものです。どのような効果を考えての組織体制の変更となるのか、特に人と人をつなげるという観点から伺います。

(2) 高齢者に、より活動しやすい環境を提供するためには、公民館以外の場所も対象に考え、思い切った発想でこの問題に対処していただきたいのです。市長のお考えを伺います。

標題4.何を主要なプロモーション活動とするのか

 「まちの宝を活かし、多方面につなげる。」藤枝市を地理的、歴史的、あるいは産業経済面などから、幅広くとらえた時、そこに藤枝市の持つ魅力が発見され、良さが再確認されると思います。市民の皆様はこれに気づき、誇りを持ち、まちを愛し生活することができるでしょう。そしてこの宝に加え、市の優れた施策を、例えば市長の言われる4K(健康、教育、環境、危機管理)などの優れた点を外へ向けて発信することにより、藤枝市を訪れたり、住んでみようという人々が多くあらわれることが期待されます。ぜひ、市民みんなで、まちの宝を発見し、磨きをかけ、発信していただきたいものです。

(1) 来年度、特に市が力を入れようとしているプロモーション活動は何でしょうか。

(2) その中に、是非とも東京オリンピック・パラリンピックの合宿候補地として、さらに力強く名乗りを上げ、藤枝市の名前と共に、多方面にアピールし、つなげていただきたいと願うのですが、如何でしょうか。

標題5.まちの活力を高めるための取り組みについて

 どうしたらまちの「活力」が高まり、これを将来につなげることができるのでしょうか。まちの「活力」を高めるには、市民の力だけでは実行できないものも多くあります。
 来年度予算の作成やその事業内容について、市当局もこれまでの経験を活かし、市民の皆様への使命を感じ、スペシャリストとして様々な有効な方法を試行錯誤しながら取り組んでいるとの報告があります。その中には、他の自治体には見られないような「藤枝らしさ」を活かした、また若手職員からの画期的な提案やアイディアがあり、それを施策に反映したものがあるように思われます。

(1) 来年度の新事業、あるいは継続事業の中で、市当局が特に工夫や努力をした点が見られる取り組みについて、伺います。

(2) 特に中山間地の活性化に関し質問いたします。市内では農林業に従事する人の数は少ないものの、多くの住民は、市内の大部分を占めるこれら農地・山林を大切な環境資源として享受させてもらっています。これに関しこれまでの取り組みに加え、今後新たな取り組みが計画されているか伺います。

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