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質問通告内容

会議名

平成24年11月定例会

質問日

平成24年11月30日 (一般質問)

議員名

石井通春 (日本共産党)

通告内容

1.市立病院の脳神経外科医師確保・救急センター開設に向けて
2.放課後児童クラブの待機児童対策・指導員確保をどう進めるか

質問要旨

1.市立病院の脳神経外科医師確保・救急センター開設に向けて
 藤枝市立病院は、来年度から本格的に救急センター建設に向けて関連工事が始まることになる。
 いざという時にもっとも頼りになるのは市立病院であり、特に救急は重要な位置付けにあるべきものである。
 現在、市立病院の脳神経外科は医師が不足している状況で、外来のみで入院は出来ない。時間が勝負とも言える脳の出血を伴うハイリスクな患者が発生しても、せっかく開設された救急センターに脳神経外科の医師がいなければ緊急手術も行えずセンターが十分機能するとは言えない。
 平成27年度までに脳外科の医師が確保でき緊急手術や入院が出来るようになるのか。また、現在でも市民の間から医師不在による心配の声や実態があるなかでどう対処するのか。
(1)センター開設までに、脳神経外科医師確保をどう克服していくのか。また、現段階での脳神経外科医師確保の状況はどうなっているか。
(2)今回脳神経外科が不在となる旨のお知らせが今年3月に初めて新聞広告で行われた。
 急病時に、藤枝市立病院に医師がいるかいないかは市民にとって大きな関心事であり例え不都合な情報と言え行政は広く知らせるべきである。脳神経外科医師確保に向けて、今後の情報提供の在り方をどう考えているか。

2.放課後児童クラブの待機児対策・指導員確保をどう進めるか
 小学生や働く親にとって欠かすことが出来ない放課後児童クラブは、来年度から新しく運営を社会福祉協議会に委託する事となる。現行の地域の運営委員会委託方式は、委員会に過度の負担となっており、私の初質問以来何度か改善を要請してきた中で一歩前進であると考える。
 しかしながら、来年度も市全体にわたって待機児童が発生する見込みである事や、未だに4年生以上の受け入れ態勢が整っていない事。核となる指導者をどう確保していくか、根本的な課題の解決はこれからである。本市の考えを伺うものである。
(1)教育の重要な部門である放課後児童クラブは本来なら公設公営で行政が責任を以って運営を行うべき分野である。決算特別委員会で質問し「公設としていく」との答弁であったが、今後も公設クラブとして設置者の責任を市が担っていくか。改めて本会議のこの場で確認したい。
(2)新しく社会福祉協議会に委託する中で、主任指導員の役割が重要だと考える。主任指導員の資質の維持・向上をどう進めていくか。臨時職員にとどまってよいと考えているか。
(3)保護者負担金が1500円値上げされるが、その値上げ分は責任ある指導員を雇用するための経費に充当されると言う考えでよいか。
(4)現在の待機児童数と来年度の待機児童数の見込みはどうなっているか。その対策をどう講じていくか。施設の増設を図ると共に、潜在的待機児童数を統計的に把握し何年度までに待機児童をゼロにするという長期的な取組みが必要と考えるがいかがか。

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