質問通告内容
- 会議名
- 平成26年 6月定例会
- 質問日
- 平成26年6月12日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 平井登 (60社中)
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内容
1.農業を基盤とする中山間地域の再生に向けて
グローバル化が日本経済に与えた構造的なダメージとそれを克服しなければならない大転換期にあって、中山間地域から市街地への人口流出は、年々刻々と進み深刻さを増しています。とくに、農林業を代々継続して来た農家の衰退は顕著で、後継担い手不足、高齢化による耕作放棄と営農断念が続出しています。また、当該地域発展の原動力である青年層の都市部あるいは市街地への流出により、中山間地域の自治力・防災力の低下にも影響を及ぼしています。
本市が策定した『第5次総合計画(2011〜2020)』、『中山間地域活性化基本計画(2011〜2020)』や『産業振興ビジョン(2014〜2020)』においては、未来に向けた理念・構想と戦略、さらに分野別の政策および施策が明瞭に公表されており、その実現と達成に期待するところであります。
そこで、農業を基盤とする中山間地域の再生と発展に向けて、次の3点についてより具体的、実効的な政策・施策をお考えかお訊ねします。
・ たとえば、過疎化・少子化が著しい瀬戸谷地区において「市営農業者住宅団地」をつくり、就農を目指す青年層の移住を画策することは可能かお伺いします。
・ 意欲ある農家や新規就農者育成のために、農地造成や耕作放棄地の整備提供、営農指導、機材購入費補助など総合的な支援に取り組まれる考えがあるかお伺いします。
・ 高齢の農業従事者(農家)に対し、今後どのような支援がおありか。また、後継者が無い場合、農地の保全と活用はどうされるのか所有権も絡めてお伺いします。