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質問通告内容

会議名
平成26年11月定例会
質問日
平成26年12月3日
区分
一般質問
議員名
平井登 (60社中)
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内容

標題1.藤枝の“美味しいお茶”を学校給食から再振興
先月開催された『第19回全国茶サミット静岡大会in 藤枝』は、市制60周年を飾るにふさわしい意義あるイベントであったと評価しています。
とりわけ静岡文化芸術大学学長の熊倉功夫先生の記念講演では、日本茶の秘めた可能性や新たな茶ビジネス創造を示唆する貴重な意見を聴くことができました。
さて、藤枝市はお茶の主要産地として長い歴史を重ね続けていますが、昭和50年の荒茶生産量4,200tをピークに徐々に後退し、平成21年ではピーク時の50%・2,020tにまで落ち込み現在も低迷する状況となっています。
 国民の生活様式の変化、嗜好の多様化や食のグローバル化など、衰退の要因は多様ですが、一方で、日本茶の健康食品としての優れた機能性は広く理解されつつあり、また昨年、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」とは、切っても切れない飲み物であることは、論を俟ちません。
サミットの大会宣言で北村市長がおっしゃられたように、世界の健康志向マーケットのスタンダード商品としての可能性、あるいは、お茶が取り持つ上品で和やかなコミュニケーション力を、今こそ見直し、再発信する契機になっていると共感しております。
 そこで、本市の茶業再振興を図るために行政が率先的に取り組むべきことは、藤枝茶の“本当の美味しさ”を小・中学校すべての児童・生徒たちに味わわせることが最善策だと考えます。児童・生徒の健康増進や食育推進、ひいては地産地消につなげ、サミット開催地としての面目躍如たる取り組みを期待し、以下9点について質問いたします。

・ お茶を飲むことで、児童・生徒たちに与える健康効果は、どのようなものと認識されているか。
・ 本市の保育園・幼稚園・小学校・中学校での学校内におけるお茶飲み実態は把握されているか。
・ 学校給食の主食は米飯が主流となっている。お茶のまちとして、なぜこれまでお茶を導入して来なかったのか。
・ 給食時の主食(米飯・パン)に合わせて、お茶・牛乳の組み合わせと支給時間の工夫はできないか。
・ お茶の良さは健康飲料としての効果ばかりでなく、美味しく淹れるための繊細な技術や作法が、情操教育に有効と思うが如何か。
・ 仮に、市内の小・中学校全生徒にマイ急須(個人用)を支給し、仕入価格500円/100gのリーフ茶を年間飲ませたら、どの程度の予算が必要となるか。
・ 本市には産地別のブランド茶や紅茶、碾茶など様々な商品がそろっている。この美味しいお茶製品を子供たちに飲み比べさせたら、楽しく美味しく基幹産業を学べ、本市への愛着も自然と身につくと思うが如何か。
・ 本市では「藤枝ジュニアお茶博士」を認定して、基幹産業のお茶についての教育を推進しているが、現在の認定者数と活動状況を伺う。
・ 今般の『全国茶サミット静岡大会 in 藤枝』に備えて設置された産業振興部「お茶のまち推進室」の今後の役割とビジョンを伺う。
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