質問通告内容
- 会議名
- 平成26年11月定例会
- 質問日
- 平成26年12月3日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 植田裕明 (藤新会)
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内容
標題1.次年度戦略方針について
平成27年度は、第5次総合計画の前期基本計画の締めくくりの年度であり、後期計画へと移る重要な年度に当たります。また、北村市政2期目におきましても、市長の任期が再来年の5月という観点からすれば、仕上げの年とも申せましょう。つきましては、次年度の戦略方針について伺います。
・ 第5次総合計画前期基本計画の達成状況
総合計画では、7分野における95の諸施策に対して、前期計画の終了年度に当たる平成27年度における目標値を掲げておりますが、この達成状況はどのようなものでしょうか。
・ 27年度の目玉事業は何か
『平成27年度藤枝市戦略方針』によれば、「歳出については子ども・子育て支援新制度への対応や医療・介護・年金などの社会保障費の増加、更には公共施設等の長寿命化対策や駅北口の再開発事業、新設改良道路などのほか、志太広域事務組合の斎場、クリーンセンター建設負担金など社会資本の整備に対応していかなければなりません」とあります。大型プロジェクトも控えるなど、次年度の目玉事業はどのようなものをご計画でしょうか。
・ 市長の方針
9月議会で次年度の概要をお尋ねしたところ、市長は「2期目の総仕上げの年度」との言及をされております。たいへん重要な年度と認識するところですが、そうした年を迎える市長の思い、次年度への方針をお伺いいたします。
標題2.新幹線を生んだまち藤枝について
〜新幹線の静岡駅停車を増やすことを求めてはどうか〜
本年4月、市制施行60周年の記念事業として、東海道新幹線開業50周年を記念しての「新幹線を生んだまち藤枝」の企画展が郷土博物館で行われました。昭和39年、東京オリンピックにわくその年、東海道新幹線が開業。科学立国・日本の威信を世界に示しました。以来50年、新幹線は列島にくまなく配備され、現在では世界に向けて輸出されようとしています。新幹線が生まれるきっかけとなったのは、昭和34年に行われた、当時最新鋭の151系電車特急による高速度試験の成功でした。東海道本線の金谷〜藤枝間で行われ、時速163キロの狭軌鉄道世界一の記録を樹立しましたが、その舞台は、わが藤枝であります。以下、この標題に関し、お伺いいたします。
・ 「新幹線を生んだまち藤枝」への当局の考え
世界に冠たる新幹線の原点が本市に存在することは、シティ・プロモーションの観点からも、きわめて重要なことと考えております。また、市長が掲げる次年度の重要戦略のひとつ“まちの「宝」を活かし、多方面につなげる”にもつながるものとも考えますが、何分、古い話でもありますので、あまり知られていない点も否めません。
当局は、さまざまな側面から本市を発信しておりますが、この「新幹線を生んだまち藤枝」をどのように捉えているでしょうか。
・ 新幹線停車があまりに少ない静岡駅の現状を改めてはどうか
新幹線駅を6つも持つ静岡県ですが、主力の「のぞみ号」は県内各駅には1本も停車せず、数分間隔で県内を走りぬけ、1時間に2本走る「ひかり号」も、主要駅に1時間に1本だけが止まる状況です。とりわけ、乗降客数が非常に多い静岡駅としては、この停車本数はあまりにも少なく、非常に不便な状況です。
これは本市にとりましても、きわめて不都合なことであり、特に本市が進める来訪人口・定住人口拡大といった観点からも、悪影響を与えるものと考えております。こうした状況に対して、当局の見解はどのようなものでしょうか。