質問通告内容
- 会議名
- 平成26年11月定例会
- 質問日
- 平成26年12月3日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 山本信行 (公明党)
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内容
標題1.危険ドラッグについて
本年9月に総務省消防庁より、危険ドラッグが原因と見られる救急搬送者が2009年より5年半で4,469人に上ったとする全国調査を初めて発表しました。
昨年9月には危険ドラッグを静岡市内で購入した男性が藤枝市内で多重衝突事故を起こし、同年10月21日には県で相談窓口の設置を検討するなど、毎日のように報道され、対策強化が喫緊の課題となっております。
先日、11月14日にようやく危険ドラッグの規制を大幅に強化する薬事法改正案が衆院本会議で全会一致で可決され、今国会で成立する見通しとなりました。
一方で、大麻や覚醒剤と違い、店舗やインターネットで既存の薬物より安価で入手することができ、過去に「合法」という名で流通していたことから、気軽に青少年が手を出しやすい事が指摘され、大きな社会的な問題となっています。
そこで、危険ドラッグの対策について、伺います。
・ 本市内で危険ドラッグ関連の急性中毒例があったのかどうか?その数と若年層の割合についてはどうか伺う。
・ 本市における、薬物乱用防止教育の内容について、学校では、既に様々な教育が行われていると思いますが、危険ドラッグ等の薬物乱用防止における教育について伺う。
標題2.浜岡原発から31km圏内の緊急防護措置区域(UPZ)について
過日、11月12日の新聞報道によると、浜岡原子力発電所から31km圏内の緊急防護措置区域(UPZ)にある、本市を含む7市町が安全協定について調整案を取りまとめ、川勝平太静岡県知事に対し、中部電力との締結を目指す安全協定に県も参加するよう要請したとの報道がなされました。
一方、平成23年3月11日の東日本大震災以降に国が改正した、新たな安全基準に基づく審査をクリアした鹿児島県の川内(せんだい)原子力発電所の再稼働については、地元市の薩摩川内市と鹿児島県だけでなく、UPZ関係市町をも巻き込んだ激しい議論がされている。
そこで、市民の不安を軽くし、少しでも安心を与えることができるよう、UPZ安全協定に係る状況等について以下の点を伺います。
・ なぜ原子力発電所から30kmも離れた藤枝市においても中部電力との緊急防護措置区域(UPZ)安全協定が必要なのか。市民に分かりやすいように解説されたい。
・ 新聞報道によると、藤枝市長がとりまとめ役となって安全協定締結のための調整をおこなっているとのことだが、その調整状況はいかがか?
また、UPZ5市2町が取りまとめた安全協定案とは、どのような考え方により取りまとめたのか伺う。
・ UPZ5市2町が取りまとめた安全協定案は、具体的にはどういう内容か伺う。