質問通告内容
- 会議名
- 平成27年 2月定例会
- 質問日
- 平成27年3月3日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 小林和彦 (藤新会)
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内容
標題1.公共施設のアセットマネジメントについて
厳しい財政状況の中で、少子高齢、人口減少時代の本格的な到来に備え、次世代に継承できる公共施設、持続可能な市民サ−ビスの提供を目指していくためには、『公共施設の最適化』を図るとともに、施設の計画的な『長寿命化』が必要だと考えます。
こうした状況に対応するためには、一つひとつの施設を長く大切に使う必要があり、計画的な保全の実施により『長寿命化』を図るとともに、機能が重複している施設や利用が低調な施設などを改めて検証し、施設保有量の最適化を行っていくことは、避けて通れないものとなっていると思います。
文化、教育、地域活動など、暮らしに欠かせないものだからこそ、公共施設のこれからについて以下4点について伺います。
(1) 公共施設の維持管理を実施していく上で、現状の施設について建物性能や利用運営状況・管理運営コストについてどのような評価をし、今後の方向性を決定されているか伺います。
(2) 人口減少時代に合わせ、新規整備を抑え、既存施設の集約化や利用率の向上・サ−ビスの充実を図る上で、施設保有の最適化に向けて、量、サ−ビス、コストについて、どのような検討をされているか伺います。
(3) 全庁的な視点のもとに施設の維持管理のさらなる効率化や老朽化した施設の更新費用の低減・平準化を進めるために、維持管理の手法について、具体的にどのような取り組みを考えているのか伺います。
(4) 今後も継続して保有する施設について、従来の壊れてから補修する「事後保全」から、劣化が進む前に計画的に直す「予防保全」へ転換し、不具合を直して耐久性を高める「長寿命化」に向けた具体的な取り組みについて伺います。
標題2.指定管理者制度のあり方について
(1) 公共サ−ビスの市民満足度について、どのような調査をして市民満足度の向上に努められているのか伺います。
(2) 指定管理者制度の導入によって、公共サ−ビスの低下が見られた場合、具体的にどのような対応をされているのか伺います。
(3) 指定管理者制度のモニタリングについて、何を指針として指導監督など、どのような方法で行っているのか伺います。
(4) 指定管理者制度導入後は、経費削減効果があったと思いますが、経費のほとんどは人件費だとすると、この制度導入に伴う今後の経費削減効果について、どのように考えているのか伺います。
(5) 指定管理者になっている施設の中で、施設の性質や管理する団体の特性などにより、成果が上がらないような場合、直営に戻すことも必要になると思いますが、どのようにされる考えか伺います。