質問通告内容
- 会議名
- 平成27年 9月定例会
- 質問日
- 平成27年9月11日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 杉山猛志 (藤新会)
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内容
標題1. 認知症と共により良く生きられる環境整備について
要介護者や認知症高齢者が増加する中で、支える家族の無い独居老人や老々介護世帯等については、大きな社会問題となっております。このような問題を解決するためには、地域、民間、行政が一体となって、社会全体で高齢者を支え、高齢者が認知症になっても安心して暮らせるまちにしていきたいと考えます。
そこで、予防も含めた早期発見・早期治療、近隣同士の支え合いの仕組み、また、在宅介護の支援などについて伺います。
(1) 65歳以上の4人に1人が認知症、または、予備軍と言われている現在だが、当市の第6次ふじえだ介護・福祉ぷらん21の中で示されている認知症施策の今後の方向性と推進策を伺う。
(2) 若年性も含めた認知症者が安心して暮らせるまちを作るためには、近隣同士の支え合い、地域の絆が必要となりますが、当市の認知症支え合い施策について伺う。
(3) 予防も含めた早期発見・早期治療に繋げることが大事と考えますが、早期診断・早期治療のための認知症予防対策と医療対策について伺う。
(4) 在宅介護が叫ばれる中、在宅介護者の心労問題は大きいものです。認知症高齢者の在宅介護支援について伺う。
(5) 県や近隣市町との広域連携について伺う。
標題2. 藤枝市の公共交通の将来像について
藤枝市においても、今後も地域の状況変化に伴い、公共交通事業者による不採算路線からの撤退が余儀なくされることが考えられます。その代替案として、自主運行バスとデマンド型で対応しておりますが、高齢化の進展で公共交通の必要性が高まる中で、市の財政にも限りがあり、市民の利便性確保やサービス提供にも限度があるものと考えます。しかしながら、人口減少に立ち向かい「選ばれるまちふじえだ」になるためには、公共交通の整備は絶対不可欠な課題であります。
そこで、市民と共に藤枝市の公共交通を見直して、より良い公共交通にすべきものと考え、以下について伺います。
(1) 国で交通政策白書を作成したことで、当市も覚悟を持って地域公共交通の再編に取り組むべきと思うが、藤枝市の公共交通の今後の方向性について見解を伺う。
(2) 公共交通の各路線の分析状況と課題をどう精査するのかを伺う。
(3) 藤枝市は公共交通空白地域をどのように捉え、また、解決に向けての具体的な対策を伺う。
(4) 今後、路線バスの赤字補てんをこのまま継続することよりも、より効率的、効果的な方法であるデマンド型交通を重視し、積極的に導入を促進していくことが有効な施策と思うが、今後のデマンドバス、デマンドタクシーの積極的な導入について、当市の考えを伺う。
(5) より良い藤枝市の公共交通にするためには、市民参画で地域の関係者と知恵を出し合いながらやるべきと思うが、NPOや自治会など地域参画で支え合う公共交通はどのように進んでいるか、具体的な状況と課題を伺う。