質問通告内容

標題１．未来に向けた都市基盤整備について

県から発表された国勢調査の速報値によりますと、前回５年前に比べ人口が増えたのは、藤枝市をはじめ袋井市と長泉町の３市町にとどまっているということでありました。
このように静岡県内の各市や町に於いて軒並み人口減少が続く中、藤枝市は着実に増加しているところであり、大変喜ばしいことと思っております。
これも偏に、これまで長年にわたって推進してきた数多くの土地区画整理事業の完成をはじめ、幹線道路や公共下水道など、都市基盤の整備に力を入れるなどして、住環境の整備を図ってきた成果だと考えます。
加えて、JR藤枝駅周辺をはじめとした市街地近郊への商業施設の相次いでの進出・誘致等により、住みよさを更に実感できるものとなり、広く市外からもこの住みよさを求めて、多くの人たち(特に若い人たち)が移り住んできました。
新年度から「基盤整備局」を新設してまちづくりを進めることとしておりますが、今後も更に「選ばれるまち」に向け、着実に魅力あるまちづくりを展開していくため、「未来に向けた都市基盤整備について」以下、５点について質問いたします。

(1)　基盤整備局新設について
設置の狙いと職員体制について伺います。

(2)　道路整備プログラムの見直しについて
「藤枝市道路整備プログラム」も５年ごとの見直しの時期を迎え、庁内策定部会で協議された見直し案が示され、現在、パブリックコメントが行われておりますが、前回策定された整備プログラムより大きく変わった点はあるのか、現状をどのように捉えているのか、また、将来のビジョンについて伺います。

(3)　橋梁長寿命化修繕計画の進捗状況について
市が管理する橋梁が１,２９６橋あり、今後老朽化が一斉に進むとして、平成25年に「橋梁長寿命化修繕計画」が策定され、計画に沿って修繕や耐震工事を実施しておりま すが、現状と今後の取り組みについて伺います。

(4)　水守地区の都市公園の今後の整備計画について
水守土地区画整理事業も完成し、中央公園をはじめとする４箇所の整備工事に着手する準備が進められており、地元町内会とのワークショップも行われ、プランもまとまってきていると思いますが、市の考えるプランに地元意見がどのように反映されたのか、また、どのような特徴と機能を持った公園を考えているのか伺います。

(5)　土砂災害警戒区域への対応について
市内の土砂災害警戒区域に指定されている区域は５４９箇所あると伺っております。このような危険個所に住む皆様に対して、これまでに十分な周知がされているのか、また、安全対策が取られた箇所はどの位あるのか伺います。