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質問通告内容

会議名
平成28年11月定例会
質問日
平成28年12月2日
区分
一般質問
議員名
植田裕明 (藤新会)
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内容

標題1.CLT(直交集成板)の活用について

CLTとは、Cross Laminated Timberの略称で、ひき板の繊維方向を互い違いに組み合わせたパネルを言い、直交する集成材であるため、日本語では、「直交集成板」とも呼ばれています。1990年代以降、ヨーロッパで利用が広がり、木材であることの利便性や、コンクリート並の強度や、工期短縮といった点から、利用頻度があがり、欧米では、高層ビルや大型商業施設などにも用いられています。

(1) CLTに対する当局の考え(主に利活用、資源的な側面から)
林業の衰退は、かつて盛んであった本市も含め、全国的に非常に厳しい現状でありますが、CLTの登場により、大きな期待が寄せられているとも聞いております。CLTに用いられる木材は、特に限定がなく、いろいろな木が利用可能とも言われています。広大な森林面積を有し、その多くは戦後に植林されたものであるため、木々の成長は非常に進んでいるところから、未利用森林も含め、木材が豊かなわが国は、CLTに関しては、まさに資源大国とも言われています。これは本市としても同様のことが言えましょう。資源的な側面や利活用について、当局のCLTに関するお考えはどのようなものでしょうか。

(2) CLTに対する当局の考え(主に産業振興の側面から)
国でも積極的に進めている点からは、将来的には、地方創生の分野でも大きく期待できるようにも思えます。産業面においては、林業の復活だけではなく、さまざまな側面からの産業振興の可能性が考えられるとも想定できます。本市の産業振興の側面からの当局のお考えについてお伺いいたします。

標題2.病院事業の新年度経営戦略の概要について

(1) 新年度病院経営の方針は、どのようなものか
@新年度予算編成の概要はどのようなものでしょうか。ことに、平成30年度診療報酬改定をどのように捉え、経営方針を進めるご予定でしょうか。病院事業管理者のご所見をお伺いいたします。
A急性期病院としての推進が、本病院の健全経営に大きく寄与したものと理解しておりますが、一方で、病院の機能分化がさらに進み、高度急性期・急性期・回復期・慢性期の明確化も進むともお聞きしております。本病院の方向性はどのようなものでしょうか。

(2) 駐車場問題について
病院経営が順調であることは、多くの来訪者があることでもあります。その多くは、乗用車を利用しての来院であり、駐車場の確保が重要であることは申すまでもありません。しかしながら、現実は非常に厳しく、駐車場問題は、今後の病院経営にも影響しかねない深刻な課題とも思えます。本病院当局はこの点をどう捉え、今後、駐車場対策をどう進めるお考えでしょうか。

(3) 地域包括ケアシステムにおける市立総合病院の役割
平成30年度診療報酬改定は、介護報酬とのダブル改定でもあり、団塊世代が後期高齢者の年齢となる2025年問題への対策でもある地域包括ケアシステムを見据えた改定とも言われています。地元医師会と連携し、地域医療に対して積極的に取り組み、推進してきた本病院としては、地域包括ケアシステムは非常に重要な点になるものと想定されるところです。 本市では、この地域包括ケアシステムへの対応としていち早く専門部署も設け、準備を進めているところですが、地域包括ケアシステムにおける本病院の役割とは、どのようなものとなるでしょうか。
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