質問通告内容
- 会議名
- 平成28年11月定例会
- 質問日
- 平成28年12月6日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 小林和彦 (志太創生会)
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内容
標題1.地域防災力の強化に向けて
九州各地に甚大な被害をもたらした熊本地震、死者50名以上、熊本県では、約6万7千人の方々が避難所での生活を余儀なくされました。
その後も、鳥取で地震が発生するなど、今までの経験則では想像しがたい何もかもが異例ずくめの震災が起きており、新たな問題提起がされたのではないかと思っております。 そこで以下5点について伺います。
(1) 熊本地震の被災地に職員を派遣されましたが、現地での活動から、藤枝市のために今後どのような点が生かされると考えているのか伺います。
(2) 熊本地震では、避難所での仮設トイレの不衛生、食事などの感染症対策が問題となりましたが、どのような対策を考えているのか伺います。
(3) 自主防災組織の格差の是正、能力向上の為に、今後行政としてどのような事をしていかなければならないと考えているのか伺います。
(4) これまでの自主防災組織では、責任者の大半が男性で、防災活動に女性や子供が参加しにくい状況にありましたが、今後は男女が共に支え助け合う災害に強い地域づくりのために、防災体制の構築についてどのように考えているのか伺います。
(5) 防災指導員の各地区の代表で組織する防災指導員連絡会がありますが、現状では機能されていないと思うが、行政として指導監督して改善していく考えはあるか伺います。
標題2.健康・予防日本一ふじえだプロジェクトの現状と今後の展開について
市議会の「議会改革」をはじめ、本市の施策でも「健康づくり」「産業振興」「中心市街地活性化」が全国の注目を浴び、多くの自治体や地方議会が視察に訪れていることは喜ばしいことですが、特に市民生活において重要な健康施策の現状と今後の展開について以下4点伺います。
(1) 平成24年度からスタートした「健康・予防日本一プロジェクト」については、「日本全国バーチャルの旅」「健康スポット20選」「健康マイレージ」の3本の事業を中心に展開されていますが、全国からの視察の状況や視察者の反応などをどのように捉えているのか。また、全国に発信する藤枝ブランドの施策としての評価は如何か伺います。
(2) プロジェクトの一つである「健康スポット20選」については、ポケットマップが市民に好評で、当局が主催するウォーキングイベントやJR東海の「さわやかウォーキング」も市内外の人々で賑わっているが、施策のマンネリ化を防ぎ、さらなる進化を図る意味でスポットの拡大など、さらなる改良が必要と思われるが、どのように考えているのか伺います。
(3) 「健康マイレージ」については、2週間の健康行動ポイントを貯めた達成者に「健康いきいきカード」が交付され、各協力店のサービスが受けられる仕組みで、公費を投入しない方法やウエブ版の開発に全国の関心が集まり、本市独自の施策と言われる所だと思うが、自己申告の歩数でもポイントが貯まる現状に対して協力店の反応は如何か、もっと正確性を求める声はないか伺います。
(4) 本年10月から始まった新たなアプリケーション「あるくら」は、より手軽に「歩く」健康行動を市民に推奨するもので、これも施策のマンネリ化を防ぐ一つの発展型として評価する所ですが、このアプリにも公費に頼らないアイデアを考えているのか、次年度に向けてさらなる発展型としての施策を展開する考えはあるのか伺います。