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質問通告内容

会議名
平成29年 6月定例会
質問日
平成29年6月15日
区分
一般質問
議員名
遠藤孝 (藤新会)
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内容

標題1.人口減少に備えた土地利用利活用について

全国的に人口や世帯数の減少が進む中、県によっては今後20年から25年の間に生産年齢人口が5割を割り込むなど、これまで経験したことのない社会経済環境へ足を踏み入れる。藤枝市においても、従前の都市形成手法の限界を認識し、新たな時代の本市のグランドデザインと、そうした都市を創るために必要な土地利用に関する方向性の明確化が求められる。こうした点を踏まえ、以下、3点伺う。 

(1) 藤枝市においては、いち早く都市のコンパクト化に取り組んできたが、抱える構造的な課題は小さくない。市、県、国の役割や支援体制を含め、農地法や農振法、都市計画法にかかる現状を検証し、今後の土地利用の方向性を示すべきと思うが、どうか伺う。

(2) 今後、藤枝市でも人口や世帯数の減少が想定され、住宅地需要の減退が顕在化してくることが予想される。特に既成住宅地では、高齢化が一層進み、地域の住環境の向上も期待できないため、結果として徐々に虫食いのように空き家や空き地が発生し、住宅地としての魅力は一層低下していくのではないかと危惧している。
土地利用における抜本的かつ具体的な対策が必要と思うが、どうか伺う。

(3) 人口減少に対応するには、若者が住みやすいまちづくりを目指した産業転換と、それに伴う雇用の確保が重要と考える。 積極的な企業誘致が必要と思うが、今後の工業用地の確保の見通しを伺う。併せて、高田地区の工業用地の進捗状況について伺う

標題2.医療体制について

(1) 近年、人工知能の医療での活用が始まっている。 がんの治療では、手術(外科治療)、薬物療法(抗がん剤治療)、放射線治療が三大治療とされ、標準治療では過去の治療実績をもとに、主にこの三大治療から選択される。さらに近年では、第4のがん治療とも呼ばれる免疫治療も有効な治療法として選択肢が広がってきている。
人工知能の医療での活用状況、放射線治療のリニアックの稼働状況と治療効果、更に第4の免疫療法への取り組み状況について伺う。

(2) 救命救急センターの稼働状況と、入院患者の増加への対応のための病床確保や有効活用の進捗状況と、救急車を利用するコンビニ受診の患者対策を伺う。

(3) 地域医療連携の強化に取り組んでおり、急性期から次の段階へのスムースな移行と地域包括ケアシステムの充実のため、医療・介護の多職種連携強化を図るとされているが、
具体的な取り組み状況と進捗状況を伺う。

(4) 脳は、内耳で電気信号にし、それを認識することで、音や言葉を理解する。この役割を代行する「人工内耳」は、補聴器では十分な効果が得られない聴覚障がい者に最も有効なものと言われ、特に3歳児未満への早期装用が非常に有効であることが証明されてきた。
早期発見と早期治療が重要であるが、「人工内耳」の医療機器の整備状況と手術の執刀例は如何か伺う。
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