質問通告内容
- 会議名
- 平成29年 6月定例会
- 質問日
- 平成29年6月15日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 石井通春 (日本共産党)
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内容
標題1.泉町の狭隘道路問題解決のため市がなすべき事
消防車も入れない泉町地区の道路狭隘問題。平成14年から要望が出されているが解消しない。木屋川(栃山川水系)(蓋をすること等で道路とする)が県管理の二級河川になっていることが支障の原因としているが、住民から見れば切実な要望である。解消するために市がなすべき事として問いたい。
(1) 流量確保、災害時の水路氾濫対処など工事によって懸念される事項を克服し住民要望に沿った工事を行うのは技術的に可能か。
(2) 県担当者に確認したところ、技術的な面や二級河川から準用河川(市管理)に転換する事など協議に応じるとしていた。市としても協議の場を作り、応じるべきではないか。
標題2.市立総合病院給食民間委託実施、市民へ合理的な説明を
(1)委託業者潟Oリーンハウスと市立病院との間で、今年3月30日に見積もり合わせが行われ3月31日契約締結の予定が、最終的に契約書が病院に届いたのが5月1日となった。
@ 1か月遅れた理由は何であったか。
A この間、病院担当者が毎日のように状況確認の電話を業者に質している。こうした姿勢が既に業者言うがままになっている証ではないのか。
B 委託後、給食の質確保、現行の賃金維持などの雇用条件の確保について、業者言うがままにならない具体的方策を示してもらいたい。
(2) この委託の最大の大義のなさが赤字の増大である。(2000万円〜3000万円の赤字になると病院自身が試算している)
@ 支出増が市民の理解を得られるのか? 私の代表質問に対し「安定的な供給が出来るので経費増以上のメリットはある」としたが、経費増を補えるメリットを具体的数値として
説明できるか。
A 昨年度の決算数値の速報値が例年この時期に確定しているはずだが、委託部分(食材費を除いた管理費人件費部分)について、昨年度支出と委託費との比較を問う。
(3) 平成28年11月議会時の答弁「再公募の際は市民にシミュレーションを示し実施する」を踏みにじり2月再公募を強行したことに対し「1回目の公募時と委託開始時期以外に大きな変更はないので示さなくてもいいと判断した」(平成29年2月議会代表質問に対する答弁)としているが、食材費の実費請求制度への変更と、現場責任者の要件緩和(実務経験5年の削除)が変更されている。この2点が大きな変更点ではないという合理的説明が出来るか。
(4) 業者が購入する食材費の上限を撤廃し、購入した通りに、病院が業者へ支払いをする実費請求制度への変更は、際限のない市民負担増大につながりかねない。
そうならないという明確な説明を求めたい。
(5) “藤枝市地産地消推進プラン”病院給食の地産地消の取組を委託後、どう進めるか。
第1回目の公募時の仕様書(案)では、「地産地消週間などには、地場産品を使用した食事の提供に取り組むこと。その際は 現在当院で実施している水準以上とする事」と記載されていたが、公募実施時削除されている。業者とのヒアリングにより削除されたのは明らかだ。これに対し「地産地消を含めて直営の場合と同等以上の病院の食事の質が実現できる」(平成28年年9月議会:私への答弁)としているが、実施できるとする合理的な説明を求めたい。