質問通告内容
- 会議名
- 平成29年 9月定例会
- 質問日
- 平成29年9月8日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 遠藤久仁雄 (志太創生会)
会議録を表示
録画配信を表示
内容
標題1.「駿河台地区のカワウ被害と今後の対策について」 〜果たして住民の生活を
守ることができるだろうか〜
駿河台1丁目のマンション「メゾン駿河台」北側に広大な調整池(塩出池調整池)があるのをご存じでしょうか。
駿河台地区は、30年以上も前に当時の住宅公団の造成により山を切り開き、大規模な宅地開発がなされたが、当初より塩出池調整池は、大雨による下流域への雨水放流を和らげる目的で設けられた。地形的には、この場所が元々の急傾斜地であったので、それを利用して調整池として機能してきたものです。なお、平常時には、危険回避のため、人が侵入できないよう、周囲を高いフェンスで囲まれている。
この地は、かつて斜面にバランスよく木々が植えられており、多くの種類の野鳥が集まる場として親しまれ、良い環境が保たれていた。
しかし、近年カワウの数が500羽を超え、この場所をコロニーとして占領するようになり、環境が一変してしまった。県・市・野鳥の会と連絡を取りながら、ようやく7月2日には、地元自治会役員とメゾン駿河台町内会が中心となり、これに有志も加わり30人ほどで、西側斜面の樹木の伐採、草刈りを行った。この結果、カワウは半数以下に減ったものの、将来を考えたとき不安は数多く残る。
これまでの経緯を厳しく振り返るとともに、今後の有効な対策について考え、官民で協働してカワウ対策にあたるのが良いと思われるが如何か。
(1) 地域住民の被った被害に対し、市当局としてどのように感じているか。
(2) カワウの苦情については、数年前から毎年、地元町内会が市へ訴え続けてきた事実がある。有効な対策が取られなかったのはなぜか。
(3) 市や県は、カワウの大発生を、なぜ予測できなかったのか。
(4) 塩出池の水の汚れは永遠に解消できないのか。
(5) 営巣のため、塩出池にカワウが戻ってこないようにしたい。そのために考えられるあらゆる方策を示されたい。
(6) 全県的・全国的な環境問題として捉えた時、さらに広域的な連絡体制や対策が求められると思うが如何か。