質問通告内容
- 会議名
- 平成29年11月定例会
- 質問日
- 平成29年12月6日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 大石信生 (日本共産党)
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内容
標題1.長期未利用の県警察官舎の払い下げ、活用を
地域住民が長い間、心を痛めてきた風景がある。岡部町・三輪に県警の警察官舎が4棟ある。このうち2棟には、ほとんど入居者がない状態が長期に続いている。他の2棟にも空室が目立つ。ここを通るたびに誰もが公の建物が利用されないままで良いのか、という思いを抱き、行政に対する信頼にはつながらない住民感情が日々醸成されていると思う。
私は旧岡部町議会で、県から払い下げを受けて、町が若者定住政策を充実させたらどうか、と提案したことがあった。時の町長は「いい考えだ」と答弁したものの、結果として何の行動もしなかった。
県が利用しないなら、地つきの市が有効活用する手立てを講ずるべきではないか。県に働きかける必要がある問題だと思うがどうか。
標題2.誇れる藤枝ブランド「玉露」の衰退について
(1) 本市を紹介する際に決まって「日本三大産地の一つ」と枕ことばにしている「玉露」が、産業として消える寸前までの状況に追い込まれていることを理解しているか?
(2) 地域産業としての「玉露」の現状を、どう捉えているか。
(3) この全国に誇れる藤枝ブランドを守り、発展させるにふさわしい施策がとられてきたと考えるか?
(4) 新しい藤枝ブランドをつくりだす努力と、全国に誇れる既存の藤枝ブランドを守る努力の意義について。
(5) 当面の課題は、何か?どこをどうすれば「玉露日本三大産地」は守られると考えるか。現状の取り組みの延長では、答えは出てこないではないか。
まずは、現状がどうなっているか調査を!!。
標題3.銀杏の大木 切らないで移設を(中央幹線工事)
(1) 志太中央幹線の予定路線内に存在する銀杏の大木をどうするか。左車神社の境内に、この銀杏の大木は立っている。保全と伐採の両論がある。私は関係者が協議して、例えばこれから公園整備が始まっていく水守公園などの住家に影響のない場所に移植してはと考えるが、当局の考えはどうか。
(2) 樹は植えられたところから一歩も動くことはない。どんなに過酷な条件のなかに置かれようとも風雪に耐えて生きる屹立した姿は美しく、人々に感動や勇気を与える。本市は巨木、大木、名木を保全する文化政策を豊かにもっているか。
(3) 「風格あるまちづくり」のために、巨木・名木政策が「花」と一体になることが必要ではないか。市内で一番大きな樹、一番有名な樹、一番美しい樹はどこにあるかと聞かれて直ぐに答えられるか。市の巨木、名木ランキングなど必要ではないか。市のホームページにそれらが載ることもいいのではないか。
(4) 県の天然記念物に指定されている岡部町の万年寺のカヤは、藤枝市になって忘れられていないか。