質問通告内容
- 会議名
- 平成29年11月定例会
- 質問日
- 平成29年12月7日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 岡村好男 (市民クラブ)
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内容
標題1.子どもの健全育成への危機管理について
平成30年度藤枝市戦略方針の「出会いとこどもの未来を創る健康都市」に掲げられた「“教育日本一”のまちを創る」及び「出会いと独自の子育て環境を創る」項目に関連し、教育と福祉の視点から5点について質問致します。
(1)いじめ・不登校防止対策への取り組み
基本となる子どもの健全育成・人権の面から教育現場で抱える問題として、いじめ・不登校の問題について伺います。
特に不登校に関して、文科省より平成28年度調査では「過去50年間において不登校の割合が最高」との結果が出ました。不登校は学力の低下に加えて、将来的な引きこもりやニート問題にもつながるものと考えます。本市の小中学校においては、不登校の児童生徒が平成27年度165名、平成28年度146名おり、この原因には多様な要因があるものと推測されるところですが、一因と考えられるいじめにおいては平成27年度116件、平成28年度112件であったと聞いております。そこで、全国的状況と本市の状況及び要因をどう捉えているのか。そして、その解決への方策についての現状と課題について伺います。
(2)児童生徒の学力向上に向けて
本市の4月の学力調査の結果は全国平均を小学校では上回る、中学校では大きく上回る結果と聞いておりますが、具体的な総括はどのようにされているか伺います。
本市では、理系の力向上に向け、科学教育やプログラミング教育及びALTによる英語教育を先駆けて組み入れているところですが、その実績は如何か伺います。
また、不登校児の学力低下も心配されますが、その問題と対策についても伺います。
(3)ふじえだ型小中一貫教育の状況と今後の取り組み
「ふじえだ型小中一貫教育」は、学力向上のみならず、小中学生の交流から将来社会に通じる人づくりの育成にも寄与すると考えています。そこで、瀬戸谷小学校・中学校でのモデル校の実績、特に子どもへの現れが如何であったか伺います。
小中の交流が物理的に難しい学校が市内にはありますが、一体型も含めて今後の小中一貫教育の推進方針、特に各学校の一貫教育の方向性についての考え方を伺います。
(4)児童虐待対策
平成28年度は全国で過去最高の12万件超の児童虐待対応があったと報告されています。
しかし、児童虐待は、家庭内で起きており見えにくいものです。本市においても平成28年度の児童虐待対応が198人あり、平成29年度では上半期で既に159人と昨年1年間に近い対応がなされています。
このような状況をどのように捉えているのか、またその対応策について伺います。
(5)子どもの貧困対策
国の調査では、子どもの貧困率は前回より改善はされていますが、13.9%で子どもの7人に1人が貧困世帯と報告されました。また、本市において、就学援助を受けている子どもが709人で援助率6.1%であると聞いております。本市の現状を踏まえて子どもの貧困の実態をどのように捉えているのか、また、どのような対策を行っているのか伺います。