質問通告内容
- 会議名
- 平成30年 9月定例会
- 質問日
- 平成30年9月12日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 多田晃 (藤新会)
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内容
標題1.本市の児童虐待防止に対する取組みについて
東京都目黒区で3月虐待されたとみられる船戸結愛ちゃん5歳が死亡するという痛ましい事件がありました。この事件は両親が女児に充分な食事を与えず、医師の診断も受けさせずに放置し、結果女児を死亡させたとして、警視庁が両親を保護責任者遺棄致死の容疑で逮捕しました。亡くなった船戸結愛ちゃんは就学前の年齢にもかかわらず毎朝4時頃起床し、平仮名を書く練習をさせられており、大学ノートには反省文が残されていました。また以前住んでいた香川県で虐待の疑いで児童相談所に一時保護された経緯があるが、情報を引継いだ品川児童相談所は緊急性がないと判断していた事も解っております。
そしてこの事件を受け東京都の小池都知事は「児童相談所と警察との情報共有を広げる」考えを表明しました。このような悲惨な事故事件が本市で起きないよう、対応等について伺います。
(1) 本市での年間相談件数はどのくらいか、伺います。
(2) 児童相談所の体制について、全国的に児童虐待相談件数も増えており、複雑なケースが生じている中、本市における児童福祉司の配置状況の推移と今後の配置の見込みはどうか、伺います。
(3) 通告があった場合の児童の安全確認措置について、速やかに児童の安全確認を行うことが重要であるが、児童虐待の通告があった場合の児童の安全確認の実施状況はいかがか、
伺います。
(4) 警察等との連携について、安全確認のための立ち入り調査などにおける警察との連携について、児童相談所から警察への援助要請の状況はいかがか、伺います。
(5) 学校関係について、児童虐待を学校で認知した場合、適切な通告が行われているか、伺います。
標題2.高齢者の活躍と暮らしを応援する地域づくりについて
高齢者が意欲や能力を活かして社会に関わり続け、周囲の支えにより地域で自立して暮らし続けられる社会を実現するには、多くの高齢者が健康づくりに取組んだり、様々な地域・社会活動に参加したり、生活に役立つモノ・サービスを活用しながら自分らしい暮らしを続けられるように環境を整えることが重要です。そしてこのような事を後押しする為、平成27年度の介護保険法改正で生活支援体制整備事業という新たな事業が創られました。高齢者をはじめ地域の住民やボランティア・NPO団体・行政などが協働で取組み高齢者の社会参加・介護予防・生活支援に繋がる活動やサービスの充実を促す体制づくりが求められています。しかしながらこうした取組みは全国一律ではなく、それぞれの地域、自治体で試行錯誤で取組んでいるのが現状です。一筋縄ではいかず息の長い取組みで即効性はありませんが、これをきっかけによりよい地域づくりが推進できるよう以下のことについて伺います。
(1) 高齢者が生活をする上で、何を望んでいるのか、また何に困っているのかを把握しているか、また把握しているとしたらどのような形で把握したのか、伺います。
(2) 本市はコンパクトプラスネットワークを推進しているところですが、高齢者の移動を考える中で、人のネットワークについてどのように考えるか、伺います。
(3) (1)(2)を踏まえ積極的に高齢者の社会参画を促すために市としてどの様に取組んでいくのか、伺います。