質問通告内容
- 会議名
- 令和元年 6月定例会
- 質問日
- 令和元年6月17日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 大石信生 (日本共産党)
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内容
標題1.住宅地の私道の舗装を(道路行政の転換について)
昭和40年ころから行われた民間による宅地開発で造成された住宅地で、公道(道路の位置指定―地目・公衆用道路)でありながら、私道のため未舗装のままになっている箇所が市内のあちこちにかなり存在している。
民間による宅地開発が盛んになり始め、行政が「開発指導要綱」をつくって業者指導に乗り出す前の段階で造成された比較的小規模の宅地造成事業によるものが多いと思われる。
住民が舗装を願って市に寄付する場合の要件が厳しく、また原材料支給の制度も後につくられたが、工事費に多額の住民負担が必要となることから、これら私道の改良は、遅々として進んでいない。
いま署名活動も取り組まれているが、現状の改善を望む市民の願いは切実である。
(1) 市は現状をあまり把握していないようだが、如何か。
また把握していない理由は、どこにあるか。
(2) このような私道がつくられていった歴史的な背景は、何か。
(3) 改良(舗装)が進まない理由は、どのようなものと考えるか。
(4) これらの多くは市街化区域内で、住民は都市計画税を払っている。市には言い分があり認めたくはないだろうが、客観的に見れば道路行政の遅れと言われても仕方がないのではないか。このままの状態が続くことを、市は良しとするか。
(5) 改善のためには、道路行政の思い切った転換が必要だと考えるが、このような状態に置かれた市民の切実な願いに応えて、ぜひ検討を始められたらどうか。