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質問通告内容

会議名
令和元年 6月定例会
質問日
令和元年6月17日
区分
一般質問
議員名
神戸好伸 (藤新会)
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内容

標題1.藤枝市における浄化槽の状況について

 本市における浄化槽行政の生活雑排水(し尿排水と生活排水)の処理形態は、公共下水道、農業集落排水、地域汚水処理、民間大型浄化槽による汚水処理、そして個人宅に設置する個別合併処理浄化槽、個別単独処理浄化槽と、し尿汲み取り方式に分類されています。
 今「環境」において問題となっていることは、個人宅に設置されている個別単独浄化槽では、生活排水の処理が出来ていない、生活排水が未処理のまま放流されている事です。このたれ流しの行く末は、農業用水への流入や悪臭の発生原因など、多くの問題へと繋がっていきます。
 現在は、浄化槽法の改正により、平成13年に合併処理浄化槽の設置が義務付けられましたが、それ以降経過措置により個別合併浄化槽への順次設置替えに、努めなければならないとされています。
 さて、私は今年2月に環境省のトップセミナーを聴講する機会を得て、静岡県全体の浄化槽法定検査7条(浄化槽を使用し始めて3〜8か月の間に初回検査)の受検率の良さ(全国2位)に対し、11条(7条受検後1年から毎年1回)の受検率の悪さ(全国42位)が非常に気になり、私たちの藤枝市はどうかと浄化処置方法の検査と設置状況について興味を抱き、以下大きな項目(1)〜(3)について順次伺う。

(1) 市内の設置状況について伺う。
  この問題は、平成13年浄化槽法の改正により、個別単独浄化槽→個別合併浄化槽への設置が義務付けられました。その後、本市では第五次藤枝市総合計画(〜2020)では目標値73.5%となっていますが、現在の状況を伺う。

(2) 補助金について
  本市では、平成22年度から浄化槽整備事業における補助金の見直しで、新築や増改築等の建築確認申請が必要な、工事を伴う浄化槽の新設については、補助金額を300千円から200千円に引き下げる一方、個別単独浄化槽から個別合併浄化槽への設置替えについて468千円から600千円(5人槽〜10人槽)に引き上げ、個別単独浄化槽への一掃を重点的な施策としてきました。新設設置の補助金及び個別単独浄化槽から個別合併浄化槽への設置替え補助金が環境省も含め、昨年度末に揺れ動いていましたが、その後の情勢の変化はあるのか伺う。

(3) 浄化槽法の定期検査について
  浄化槽設置後、浄化槽法上の7条、11条検査の実施率について伺う。
  また、受験率が100%でない理由と、今後の検査率向上の施策について伺う。
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