質問通告内容
- 会議名
- 令和2年 2月定例会
- 質問日
- 令和2年3月2日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 深津寧子 (藤新会)
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内容
標題1:藤枝市の環境エネルギーと環境問題について
国は大量生産、大量消費、大量廃棄の社会に代わるものとして、循環型社会形成推進基本法を制定して、まず製品が廃棄物となることを抑制し、排出された廃棄物等をできるだけ資源として活用し、最後にどうしても利用できないものを適正に処分することにより、天然資源の消費が抑制され、環境への負荷ができる限り低減される社会を構築するとしています。
藤枝市も国の方針に基づき平成12年に藤枝市環境基本計画を定め、令和2年度までに第2次環境基本計画の見直しをしているとのことですが、そこで環境日本一を目指す藤枝市の循環型社会の構築についてのお考えを伺います。
(1) 循環型社会の構築の一環で再生可能エネルギー利用拡大として、藤枝市は生ごみの資源化に関する連携協定を昨年締結されましたが、そのほかに循環型社会を目指す中で、次の3点について伺います。
@民間企業3社と連携協定を結んだ目的は何か。
ACO2排出削減へ植物由来ごみ袋を試験的に導入するが、今後の方針は。
B新施設(仮称)クリーンセンターにおけるごみ焼却に伴うエネルギーの活用についてのお考えは。
(2) 世界的に問題となっている海洋プラスチックごみに対する問題意識と、自治体の責務として、次の3点について、どう考えているか伺います。
@藤枝市は海に面していないが、海洋プラスチックごみについてどう考えるか。
A下水道法では有害物質や水素イオン濃度など45項目について水質調査を実施することになっている。この中にマイクロプラスチックは含まれていないが、国に対して調査方法の確立と下水道法の見直しを働きかけてはどうか。
B使い捨てプラスチックの排出抑制への取組についてこれまでにどのような取り組みを行ってきたか。また今後の取組について。
(3) 3R(Reduce「リデュース」少なくする、Reuse「リユース」再使用する、Recycle「リサイクル」再利用する)から4R(3R+Refuse「リフューズ」断る)へ藤枝市のステップアップはどう考えているか。
標題2:教育日本一への取り組みについて
今後の社会の変化に対応できる人材を育成するために、知識・技能・思考力・判断力・表現力・学びに向かう力を結びつけて包括的に育むことを目的としている新学習指導要領が、小学校で来年度、中学校で令和3年度より実施されます。幼・小・中・高の教育を、縦のつながりの見通しを持って系統的に組織していくことも重要であるとの示しもあり、藤枝市が大きな柱として実施しております小中一貫教育を進める中でも、教育課程の編成など、全体として取り組むべき項目も考慮していく必要があるのではないでしょうか。藤枝市の4K施策の一つ教育日本一に向けて、充実した教育環境の整備と体制について以下伺います。
(1) 国は令和5年度までに、小中全学年で児童生徒1人1台コンピューターを整備する政策を打ち出しました。藤枝市では昨年度全学校に電子黒板・タブレットを整備しICTを活用した授業をすでに行っておりますが、コンピューター1人1台を実現する計画はあるか伺います。
(2) 藤枝の特色ある小中一貫教育について、来年度からは複数の小学校が1校の中学校の地区の実施となります。これまでの実施地区の利点や課題を共有しつつ、より良い取り組みとしていくため今後の進め方について考えを伺います。