質問通告内容
- 会議名
- 令和2年藤枝市議会定例会6月定例月議会
- 質問日
- 令和2年7月8日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 増田克彦
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内容
標題1:避難所における感染症対策について
東日本大震災以降、南海トラフ地震の脅威が懸念される中、近年では未曾有の風水害が国内を襲いました。こうした災害に備え、本市はこれまで藤枝市国土強靱化地域計画、藤枝市地域防災計画を軸に周到に避難計画を確立し、さらに日々改善されています。さて、東日本大震災の際にもインフルエンザ、ノロウイルスなど感染症の、避難所における流行が問題になっていましたが、今年は新型コロナ感染症の流行により、避難所における感染症対策の重要度が一層クローズアップされています。一方、「スフィア(・プロジェクト)」により「災害や紛争の影響を受けた人びとには、尊厳ある生活を営む権利があり、従って、支援を受ける権利がある」「災害や紛争による苦痛を軽減するために、実行可能なあらゆる手段が尽くされなくてはならない」との人道的理念から、望ましい避難所の基準として「スフィア基準」が表明されています。このような背景から東日本大震災以降、避難所のあり方については大きな革新が求められています。
こうした観点に鑑み、本市の避難所の実情、特に感染症対策の点について伺います。
[1] 本年5月25日に「自然災害における新型コロナウイルス等感染症に対応した避難所開設訓練」が実施されました。この訓練で明らかになった避難所開設の課題と、今後の展開について伺います。
[2] 避難所における新型コロナウイルス感染症に関する対策について伺います。
@3密を避けるためソーシャルディスタンスを取ることが求められています。このための対策を考慮した場合、避難所の収容可能人数は足りているか伺います。
A床面にじかに就寝することで床からの飛沫による感染リスクが問題となっています。ベッドの導入についての考えを伺います。
B飛沫感染防止のためのパーティションの設置の予定を伺います。
[3] 避難所に多くの人が密集することで感染リスクが増すことから、さまざまな避難先に地域の人たちが分散して避難する、いわゆる「分散避難」が必要であるとされています。これについて伺います。
@本市が考える分散避難のあり方と、その実施に関する本市の準備状況について伺います。
A分散避難の市民への周知をどのように予定しているか伺います。