質問通告内容
- 会議名
- 令和2年藤枝市議会定例会6月定例月議会
- 質問日
- 令和2年7月9日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 神戸好伸 (藤新会)
会議録を表示
録画配信を表示
内容
標題1:「小規模修繕等参加登録制度」について
記憶に新しいとは存じますが、市内企業約6,000社の内5,300社を超す中小企業を支える「がんばる中小企業」振興基本条例について、私は昨年11月議会の質問項目として、入札参加資格を持たない小規模事業者を登録制とすることにより、自治体が発注する小規模な修繕・工事(50万円以下)等を小規模事業者に受注機会を増やしたいという「小規模修繕等参加登録制度」について質問させて頂きました。
創業したての実績の無い事業者や建設業許可の有無も問わない発注は、地域経済の活性化(底上げ)に繋がるという目的で、実施要領を基に誰もが分かり易く、簡易に応募が出来る「小規模修繕等参加登録制度の募集HP」として修正して頂き、広報ふじえだ等を活用して周知徹底も図って頂く事やまた、庁舎内向けに対しては、関係課に直接に説明を行い制度の活用を促進していこうとのご答弁も頂きました。
このような事から50万円以下の小規模修繕・工事は、初年度の平成30年度は、14業者の登録で1,556件の事業だった内、参加登録した業者の1社に12件の発注が成されただけでした。令和元年度実績はどうだったのか、結果は小規模修繕等参加登録業者は年度末に1業者増え15業者となり、特殊機器修繕や特殊工事を除いた対象となる事業は1,239件であり、発注先は小規模修繕等参加登録制度に登録してある業者に1件、入札参加資格を有する業者に1,087件、入札参加資格も小規模修繕等参加登録していない業者に152件の発注であった事とお聞きしております。
過去2年間のこのような状況の中、小規模修繕等参加登録制度による底上げをどのようにするのが宜しいのか、また小規模事業者も新型コロナウイルス関連による影響も大きく、緊急経済対策と位置付けても良いくらいの施策として、地域経済を活性化が出来るのか、以下伺いたいと存じます。
(1) 目的の一つである小規模事業者にこの制度を理解して頂き、登録業者を増やすためにどの様に取り組むのか伺います。
(2) 登録された業者にどんな工事があるのか、またどの様な仕様なのか業者が情報を得る為に何が望ましいか伺います。
(3) 入札参加資格も小規模修繕等参加登録もしていない業者に152件の発注が有りましたがどの様な経緯なのか、152件中93件と特に発注が多い学校施設の場合について伺います。