質問通告内容
- 会議名
- 平成24年11月定例会
- 質問日
- 平成24年11月30日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 志村富子 (無会派)
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内容
1.藤枝市子ども未来応援会議―教育振興基本計画―輝く人材創造戦略について
国では平成18年に教育基本法を改正。その法律の中で、国は教育の振興に関する基本的な計画を定めなければならないこと、地方公共団体は国の計画を参酌し教育振興の基本的な計画を定めるように努力することと規定しました。国は平成20年から10年先を見通した教育振興基本計画を、県は平成23年からの10年を見通し「『有徳の人』づくりアクションプラン」という教育振興基本計画をつくりました。藤枝市では2011年から2020年までの総合計画グランドデザインの中に、7分野の1つを「輝く人材創造戦略」として、取り組む事業の1つを、子どもの人間形成と学力向上を主眼とする教育の基本計画策定としました。その策定のために有識者による「子ども未来応援会議」を立ち上げ、全8回の検討会を終了し、まもなく基本計画の案が出来上がる予定とのことです。
(1)教育振興基本計画策定に関して、「子ども未来応援会議」の果たした役割は何か。
(2)基本計画策定のための作業部会といったものがあれば、それらと経過を伺う。
(3)「教育日本一」ということばが出た時、校長同士でも議論になったとのことだがどのような形で、どのように議論されたのか。
(4)会議の委員長の発言に「正直、日本一とは何だろうと悩んでしまった・・。」という発言がある。また日本一という目標はいいが、特に教育では曖昧だ、スローガンでは教育は変わらない、という意見もある。4回目までは教育日本一について議論したとあるが、5回目、6回目の会議でも分かりにくいとか、「日本一」ということばは使っていいけど必ず批判が出る。それに耐えられる覚悟があればいいなど、という意見が出てきています。応援会議では「教育日本一」とはどういうことだと結論づけましたか。市民に分りやすく説明するとすれば、どのようなことですか。
(5)6回目の会議で、この会議録のインターネットへのアクセスが多いので、関心が高いのではないかと言っています。市民総ぐるみの教育を目指していることも強調していますので、この計画をつくる段階で、できるだけ多くの市民が係わることが大切だと思います。その工夫をどのようにしてきましたか。
(6)「藤枝式教育」とか「藤枝型教育システム」ということばが使われていますが、他の市とどのような点で異なることを意味していますか。
(7)7回目の会議で議題とした学校支援地域本部事業は、国でも県でも推し進めようとしています。この事業に対する市の姿勢・構えはどうですか。
2.太陽光発電の推進について
藤枝市は、平成24年から33年に向け、新エネルギー導入促進と省エネルギーの推進を図ろうとする地域エネルギービジョンをつくりました。年間7割(250日)が晴天というよい条件をもつ本市にとり、太陽光発電は最も有望な新エネルギーだと考えられています。今年の7月から再生可能エネルギーの固定価格買取制度が導入され、市でも補助をしています。平成23年12月現在、中部電力の資料では太陽光発電設置件数 1,820件、公称最大出力合計 7,000kwということです。
(1)直近のデータでは、どのような状況ですか。
(2)都市計画区域内において太陽光発電パネルというと、一般に屋上につけると予想します。屋根でなく住宅のすぐ近くの地上の平面や斜面に大規模にパネルを設置するとしますと、反射光が直接周辺の住宅、遊歩道(通学路)、児童公園、通行車両等へ当たり、悪影響を及ぼすと考えられます。また、藤枝市には環境基本計画があり、すこやか・緑園都市宣言もしています。都市部の緑地の保全・市民の健康・安全・安心を守るために、住宅地の真ん中に大規模な太陽光発電パネルの設置ということが生じないように、市民・事業者に市としての姿勢を示し、指導もするべきと考えますが、お考えを伺います。