質問通告内容
- 会議名
- 令和2年藤枝市議会定例会11月定例月議会
- 質問日
- 令和2年12月4日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 川島美希子 (市民クラブ)
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内容
標題1:重症心身障がい児者について
先日市長に提出しました、市民クラブの「提言書」21番に、その内容も含まれておりますが、近年、障がいのある人とその家族を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。コロナ禍の中での孤独な介護は、在宅で暮らす障がい者の支援を巡る課題を浮き彫りにしました。超高齢社会の中で障がい者と家族も8050問題が急速に進んでいます。
日本の障がい福祉は、家族依存の形が当たり前で来ました。でも現代社会の中で、在宅障がい児者の家族依存には限界があると思われます。在宅障がい児者の介護をしている親御さんの高齢化も進んでいるのも大きな要因です。コロナ禍も加わり、ご家族は先行きに多大な不安を抱えています。行政が中心となり、家族に寄り添った支援体制づくりが今後も不可欠であると思います。
「障がい」には、身体障がい、知的障がい、精神障がい、発達障がいなどがあります。中でも身体障がい者手帳の1、2級で、かつ療育手帳の知的障がいがAであるといった、支援の度合いが高い方が重症心身障がい児者とされています。
ここでは全面的な介護を必要とする重症心身障がい児者と、そのご家族の皆さんの問題を取り上げて、以下の6点の質問をさせていただきます。
(1) 重症心身障がい児者の人数について、県内、志太榛原圏域、藤枝市内に何人いるのか年代別、また18歳以上と未満とを分けて伺います。
(2) 重症心身障がい児者が利用できる通所先、いわゆる日中活動場所の利用状況を伺います。
(3) 宿泊先であるショートステイの中で、重症心身障がい者の方が利用可能な市内と近隣市の施設の数を伺います。
(4) 藤枝市立総合病院にある重症心身障がい児者のショートステイの状況を伺います。
(5) 県内に重症心身障がい児者の方が利用できる入所施設がいくつあるか伺います。
また、その場所はどこか伺います。
(6) 志太榛原圏域に重症心身障がい児者のための入所施設、ショートステイの拡充の必要性があるとお考えか伺います。