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質問通告内容

会議名
令和3年藤枝市議会定例会2月定例月議会
質問日
令和3年2月25日
区分
代表質問
議員名
薮ア幸裕 (藤新会)
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内容

標題1:市長の施政方針に対する見解について

 市長は施政方針で「人を呼び込むまちづくり」「未来への成長の基盤づくり」と述べておりますが、すべてはコロナが終息することが前提です。この様な時だから誰もが自分を見直し、社会の中での個人の価値や在り様、何のために生きているかを含めて考える時間が生まれたかと思います。そういう中、「コロナを乗り越え幸せに向かってはばたく藤枝」は実にタイムリーな方向性かと思います。
 今、志太・榛原地区での本市の評判は、パワフルではないが何処よりも住みやすい街、サッカーのまち、この地域1の進学校があり、高校は7校もあって、朝・晩は溢れるばかりの若者がいる、中心市街地の人の流れもこの地域1番、格別なネオン街ではないが地域1の繁華街もある。住んでいる人も穏やかだ。そういう評価のまちだと伺っております。
 市長も述べていますが、政府も「新たなデジタルの活用と脱炭素社会の実現」が今後の経済の活性化の柱だと言っております。
 市長、頑張っていきましょう。見解があれば伺います。

標題2:来年度予算について

(1) コロナ禍の中、過去最大規模の積極財政の意図する所は何処にあるか伺います。

(2) 予算編成に当たって新型コロナの影響はあったのか伺います

(3) 来年度予算の主要事業はどの様なものかについても伺います。

(4) 重点施策の中、4点伺います。

 重点施策の@ 土地利用に関する事業展開について伺います。

 1つ目 東名スマートインター周辺についてであります。
 この地区の海側は、過去という言葉が適当かどうかわかりませんが、焼津市は大型商業施設を予定していました。しかし、その後とんと話が出て来ません。現状はどうなっているのか、わかる範囲でお話しください。そして第6次総合計画ではこの一帯には産業や商業の集積を図ると述べておりますが、その内容は、どの様なことか伺います。

 2つ目 水上地区について伺います。
 この地区は中心市街地と連坦した広域都心エリアといわれております。水上地区は駅から直線にすれば1キロの距離ですが、この間にはすでに住宅地として南新屋、瀬戸新屋地区があり中心市街地と一緒にしての位置づけには無理があるのではないでしょうか。病院、医療施設は有りますが現状でも医療機関として十分機能しております。
 水上地区はほぼ全域農業振興地域であり、水田がおもであり地盤は軟弱で洪水の調整地域でもあると認識していますが、なぜ、無理をしてまでも中心市街地活性化エリアとして推進するのか伺うと共に現在この地区の人には、どんな話をしているのか伺います。

 3つ目 下当間・上当間地区ですが、過去には新産業ゾーンと言われていましたが、ここ数年は話しにも上がっていませんでした。しかし、第6次総合計画では、新産業集積ゾーンと記載されました。確かに焼津森線は4車線となり交通の便は抜群にいい所です。農用地の指定を外せば必然的に産業集積地になります。ただスプロール現象にならない為にも事前計画が必要と思うが伺います。

 4つ目 新東名インター周辺と仮宿地区について伺います。
 この地区には環境に配慮し交通の利便を活かした効果的土地利用や農地の集積、さらに農産物直売所、市民農園、観光農園などが立地した食と農のアンテナエリア形成を進めると言っておりましたが、その姿が見えてきません。
 すでにJA大井川は、金谷地区に同じようなコンセプトを持った施設を立ち上げました。市としてどう巻き返していくのか伺います。

 5つ目 助宗・農村工業地区について伺います。
 過去は進出企業22社が協議会を設置して、「農村活性化土地利用構想」があって事業策定に向けて進んでいましたが、景気が悪化して県企業局が撤退をした経過があり、平成10年代になってからは清掃工場建設の話が出ましたがこれも地元の反対で頓挫してしまいました。
 それからは、放棄地です。一時(いっとき)サッカー場を何面もつくるという話もありましたが、日の目を見ませんでした。過去、大論争が起こった地域ですから、市にも責任の一端があるのかと思いますが、どの様な形で地域開発をしていくのか伺います。

 重点施策のA 教育問題について伺います。
 1つ目として、ギガスクール構想をどう推進していくのか伺います。
 既に多くのお金は投資されています。現状ではどこまで進捗しているのか伺います。その為の受け入れとなります先生方は、教師自らの研修、ICT教育の理解、プログラミング教育、オンライン教育の進め方等は万全なのか伺います。
 そして、生徒はタブレットを自宅に持ち帰ることは出来るのでしょうか。さらに故障や紛失に対しての責任は、何処が持つのでしょうか。いつオンライン授業が必要となるか分かりませんが、投資する金額も莫大です。今後ソフトの更新も必要です。これらの事を含めて課題にどう取り組んでいくのか伺います。

 2つ目に小中一貫教育について伺います。
 瀬戸ノ谷地区の一貫教育は時宜を得た事業だと思いますが、ただ、国も県も言っているのは理想とした小中一貫教育で、ある種、有名私立学校が行っている学力向上の効果に対して夢を持ちすぎているのではないでしょうか。
 藤枝市に於いて、小中が一緒の敷地内で学習するのには、莫大なお金が掛かり、無理があります。現在も職員の交流は行われています。小中一貫教育は同一敷地内で生徒の交流があることが1番です。この件での見解を伺います。

 3つ目に私にとっては一貫教育前(ぜん)の話だと思っておりますが、もう1点、現在、朝比奈第一小学校では複式教育が行われています。今は3年生が4人、2年生が12人かと思いますが、来年以降は複式学級が2クラスになる事も考えられます。
 規約上は、2学級で14人以下とならざるを得ないという事かもしれませんが、陸の孤島や離島での話ではありません。複式学級になる前に、葉梨西北小も同じでしょうが、岡部小と朝比奈第一小は6キロ離れているだけで、幹線道路はバスが走っております。現実岡部小にも桂島地区の児童はバス通学です。逆にバス通学になれば小園地区の生徒は通学する県道に狭隘部分があるから通学の安全も保たれます。
 教育問題は地域にとっても大問題です。1度地域の全ての人を巻き込んで話し合い、子供の事を1番に考えて岡部・朝比奈第一小を一緒にする事を考えるべきではないだろうか。実態は岡部小に通学させたいと思っている保護者もおります。英断をお願いすると共に、見解を伺います。

 重点施策のB 東京オリンピック・パラリンピックについて伺います。
 市長は開催できる状況になると思いますか伺います。
 開催できるなら、ホスト市としてイタリア柔道チームとライフル射撃チームをどのような形で受け入れるのか伺います。

 重点施策のC 志太広域事務組合に特化した広域行政について伺います。
 組合は焼津市・藤枝市の足りない部分を補いながら両市民にとっての最大の福祉の為、運営されていると考えます。長い年月がかかったクリーンセンター建設も目途が立ったところです。また2市の消防組織も統合して7年が経ちました。最初は職員の気質の違いが見られましたが、今はスムーズに運営されているかと思います。
 ただ今回、環境管理センターは、国からの補助金は、志広組が窓口になりましたが、大井川・藤枝双方の管理センターはお互いの市のお金で建設されました。従前は業務の乗り入れもあり相互協力の部分があったが、今後は厳密には広域ではなく各々の施設になったところです。私の考えでは逆に1つの施設として運営でもいいと思っておりましたが、現状の広域を思うと寂しく感じます。
 組合の精神は相互互助と信頼かと思います。組合議員も同様です。しかしながら、ここ4、5年は、どこか隙間風が吹くようでしっくりしないところがあります。何故なんでしょうか。馬鹿な話ですが、それは両市が張り合っているからです。人口や財政力が均衡しているから、うちの方が上だと言う感覚が少しずつ心の片隅に溜まってきているからではないでしょうか。その証左に事務局には2人の部長クラスがいたことも挙げられます。黙って腹に収めていれば済むものを、口に出して波風を立てたり、何でも話せばいいと言うものでもありません。この度、中野市長は3期目の当選をしました。1年遅れの当選ですから、北村市長は今後3年間の付き合いになります。首長同士、肝胆相照らす、手を取り合って将来の為にもお付き合いをお願いする所ですが、市長の所感を伺います。

標題3:藤枝市のコロナ対策について

(1) 現在3市2町において感染者は何人出て、何人が亡くなり、何人の人が完治しているのか、さらに現在入院している人、重症患者の人は何人で、その為の病床使用率、重症患者の使用率はどうなっているのか伺います。更に自宅待機者やホテル等の使用者は何人なのか伺います。この保健所管内は一体だと考え、答弁をお願いいたします。さらにこれらの事は医療崩壊という言葉が現在当てはまるのか、その危機は去ったのか伺います。

(2) ここに来てワクチンが出回り、接種を待望している所ですが、接種までには藤枝市のどこが責任を持ち、何処で接種し、その通知は何時頃になるか、また接種の為の医療関係者の確保等、周知の意味からもあえて再度伺います。
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