現在位置 :トップページ質問通告内容 › 質問通告内容

質問通告内容

会議名
令和3年藤枝市議会定例会9月定例月議会
質問日
令和3年9月8日
区分
一般質問
議員名
山川智己 (藤新会)
会議録を表示
録画配信を表示

内容

標題1:新型コロナウイルスの対応について

 現在、新型コロナウイルス感染者数は、多くの都道府県で過去最多を上回り、第5波と考えられる状況が続く中で残念ながらコロナが収束する気配は見られない。
 第4波まで感染の拡大を食いとどめてきた感のある静岡県では、8月3日に160人を記録して以降その数は増え続け、藤枝市でも同日から感染者数が増加傾向にある。8月15日からまん延防止等重点措置の対象に加えられ、その措置を実施する中で、8月20日からは緊急事態宣言が発出されたところである。
 当局からの説明によれば、市内における感染経路としては、職場や近隣市を含むクラスター関連や帰省した家族からの感染が多いということであり、家族内感染を防ぐには、感染者の早急な隔離が必要である。
 そのためには、陽性者のうち軽症者を隔離できる療養施設が必要となるが、現在、志太榛原管内には療養施設がなく、藤枝市民は静岡か掛川の療養施設を利用することになる。
 もし、市内に療養施設があれば、万が一、市民が感染したとしても、より安心して療養することができると考える。
 感染者に対する措置や情報などは県が所管しているため市が独自に対処できることには限りがあるが、それを踏まえたうえで、これから藤枝市として取り組むべき対策について、以下の点について伺う。

(1) 感染拡大を防ぐには感染者の早期隔離が必要であるが、現在、自宅療養者が増えている中で、軽症者が宿泊療養するための施設に対する藤枝市の考えについて伺う。

(2) 重症化を防ぐために有効とされる「抗体カクテル療法」や「酸素ステーション」の導入など、今後想定される対応について伺う。

(3) 今後、ワクチン接種の加速化をはじめ、藤枝市独自で行うことができる対策について伺う。

標題2:事前避難及び災害発生時における避難所運営について

 7月3日に発生した伊豆山土砂災害をはじめ、近年、線状降水帯による局地的な大雨や土砂災害の被害が全国各地で報告されており、災害が想定される地域では、事前の避難行動が大変重要となっている。
 住み慣れた我が家から離れて避難することは誰でも不安があるが、身の安全が最優先であり、日頃より家庭内などであらかじめ避難対応を想定しておくことが大切である。
 そうした中で、コロナ禍では、不特定多数の避難者が集まり密になりやすい環境ということで、コロナに感染するリスクを恐れて避難を躊躇するという事態が起こりかねない。
 また、ペットを飼っている家庭では、ペットを置いて避難できないという思いが強くあり、家族同然のペットを連れて避難したいが、ペットの受け入れが難しかったり、避難スペースの環境が良くないことから避難を躊躇する方もいる。
 同様のことは、妊婦の方や障害者の方にも起こりうることであり、避難を控えることから生じる被害は決してあってはならない。
 最近では、温暖化による影響から、勢力が強い大型台風が数多く発生し、また、台風シーズンが長期化するなど、日本各地で広く被害が生じている。
 そこで、台風や大雨の発生が今後も予想される中で、藤枝市における事前避難及び災害発生時における避難所運営について、以下の点について伺う。

(1) 避難所におけるコロナ感染対策と、コロナ禍で感染対策を取り入れた避難訓練ができない現状について伺う。

(2) ペット同行避難の現状について伺う。

(3) 妊婦や乳幼児がいる家庭や、障害者がいる家庭の避難の現状について伺う。

(4) 避難の必要性が高い市民に、避難を躊躇させないための周知や啓発などの対策について伺う。
Copyright(c) 2012- 藤枝市議会 Fujieda City Council. All Rights Reserved.