質問通告内容
- 会議名
- 令和3年藤枝市議会定例会11月定例月議会
- 質問日
- 令和3年12月3日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 山川智己 (藤新会)
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内容
標題1:原子力災害広域避難計画の策定について
平成23年3月11日に発生した東日本大震災から、今年で10年が経過した。当時の原子力防災体制では、東京電力福島第一原子力発電所の災害に十分に対応することができなかったことを踏まえ、国をはじめ静岡県及び県内市町では原子力防災をさらに推し進める中、静岡県は、平成28年3月に「浜岡地域原子力災害広域避難計画」を策定した。
藤枝市をはじめ、浜岡原子力発電所から31キロ圏内にある11市町が、緊急防護措置を準備する区域、いわゆるUPZ圏内とされ、県の計画の対象とされていることから、各市町においても、それぞれの広域避難計画の策定がはじまり、焼津市と本市を除く9市町ですでに策定された計画が公表されている。
広域避難計画は、原子力災害発生時における市民の避難や安全の確保を平時より充実、強化することを目的としていることから、市民のためには早期の策定が必要とされるとともに、いざというときしっかり効果を発揮する実効性の高い計画にしなければならない。
そこで、本市における原子力災害広域避難計画の策定について、以下の点について伺う。
(1) 本市における広域避難計画の策定がここまで進まなかった理由、及び、進捗状況について伺う。
(2) 広域避難計画における、藤枝市独自の項目について伺う。
(3) 広域避難計画策定の、具体的な目途について伺う。
(4) 市民の安全を守る広域避難計画を実行性のあるものとしていくために、市民への周知、啓発をはじめとした施策や、今後における本市の考えについて伺う。