質問通告内容
- 会議名
- 令和4年藤枝市議会定例会6月定例月議会
- 質問日
- 令和4年6月16日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 増田克彦 (藤のまち未来)
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内容
標題1:明石市の「子どもを核としたまちづくり」について
最近、明石市独自の子育て政策が話題となっています。
明石市は9年連続で人口を増やし、2020年の国勢調査に基づく人口増加率が62中核市で1位になりました。明石市では2015年の前回調査と比較して1万429人増加して30万人の大台に乗せ、3.55%増となりました。特に子育て層が増加しており、18年には出生率が1.7と政府目標の1.8に近づきました。「全国戻りたい街ランキング2021」1位、「2022 住みたい自治体ランキング[関西版]」6位と、人気の上昇が続いています。明石市は「やさしい社会を明石から」というスローガンの下、独自に「こどもを核としたまちづくり」に取り組んでいます。子育て支援については、所得制限なしで「医療費・給食費・保育料・公共施設・おむつ」という5つの無料化を独自に実施しています。このほかにも市が立ち上げた一般財団法人「あかしこども財団」が44ヵ所の子ども食堂を運営しているなど、目覚ましい子育て支援策を展開しています。
明石市は中核市であり、規模など本市と異なる点はあるものの、明石市から学ぶべきことは多いと思いますので、ここから一般質問をしたいと思います。
[1] 医療費の高校生以下全額無料に関して本市の取組、もしくは明石市の施策に関する所感を伺います。
[2] 中学生までの給食費の全額無料に関して本市の取組、もしくは明石市の施策に関する所感を伺います。
[3] 第2子以降の、0歳から2歳児までの保育料の全額無料に関して本市の取組、もしくは明石市の施策に関する所感を伺います。
[4] 公共施設料金の親子全額無料に関して本市の取組、もしくは明石市の施策に関する所感を伺います。
[5] 満1歳までのおむつの無料化及び宅配に関して本市の取組、もしくは明石市の施策に関する所感を伺います。
標題2:市議会議員選挙の投票率低下について
去る4月17日の藤枝市議会議員選挙の投票率は、44.15%と前回に引き続き最低値を更新し、50%を大きく下回る驚くべき低さに落胆しました。
昨年令和3年には選挙が3回ありました。それぞれの投票率を挙げますと、6月の静岡県知事選挙が57.15%、10月の衆議院議員総選挙が55.92%、同じく10月の参議院議員補欠選挙が46.39%でしたので、市議会議員選挙はこれらすべてを下回る低投票率となりました。この投票率の低さにはさまざまな要因が考えられるところですが、当然、市議会への関心の低さということも大きな要因です。我々議員も襟を正してこの問題に向き合っていかなければなりません。これを重大とみて、市議会での議論を活発化させることで市民に市政を身近に感じてもらうために「藤のまち未来」は結成されました。
投票率の低下には、市議会自体の魅力や争点の有無などの、いわば内的要因に加えて、天候や投票所の立地条件などの投票環境という外的要因も大きな影響をおよぼしています。
市議会議員選挙を含む各種投票率について、特に投票環境などの外的要因に関して本市はどのように分析しているのか、向上のためにどのような施策をとっていくのかを伺います。
[1] 今回の藤枝市議会議員選挙の投票状況の分析は、どのように総括しているのか、性別・年代別の特徴点、また期日前投票の効果についても伺います。
[2] 過去からも投票率の低い投票所、課題の多い投票所(ふじトピア・青島第一自治会会館・瀬戸公民館)への具体的な課題と、対応策を伺います。
[3] 他市の投票率向上策及び、投票所見直しの動向についてどのようになっているのか伺います。