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質問通告内容

会議名
令和5年藤枝市議会定例会2月定例月議会
質問日
令和5年3月1日
区分
一般質問
議員名
植田裕明 (藤新会)
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内容

標題1:日本遺産ブランドを活かしたまちづくり

 静岡市と共同で申請した“ 日本初「旅ブーム」を起こした弥次さん喜多さん、駿州の旅” (以後「駿州の旅」)が、令和2 年6 月、日本遺産に認定されました。全国でも指折りの観光地である京都や奈良、滋賀、石川といった府県では、日本遺産ブランドを前面に打ち出し、地域文化の再興、観光事業に活かしているようです。
 観光産業が強くない本市にとっては、この認定はたいへん歓迎すべきもので、観光分野への力強い後押しが期待されているものの、今ひとつ盛り上がりが見えてこないようにも感じております。
 NHKの大河ドラマ「どうする家康」が始まり、全国からも静岡県が注目されている今こそ、日本遺産ブランドを活かした「歴史文化のまち」として、観光施策を進めることで地域ブランド力を高め、経済的効果、観光交流推進を図ってはどうかと考えますので、以下、お伺いいたします。
(1).認定以後の総括と効果はどのようなものであるか
 認定から2 年半が過ぎましたが、「駿州の旅」をどう総括しているでしょうか。また、この取組に対してどのような効果があったとお考えでしょうか。
(2).文化庁が打ち出した日本遺産取消の方針への市当局の考え
 文化庁では、日本遺産の数を1 0 0 件程度とし、観光客の入込数や滞在時間、消費金額( 客単価)、人材育成などを評価し、基準に満たない場合は日本遺産の認定を取り消すとしています。
 鎌倉市や島根県津和野町といった名だたる観光地で、その対象となり、検討されたとも聞いており、この点は、非常に重要と考えております。この認定取消の方針に対して、当局はどうお考えでしょうか。
(3).NHK大河ドラマ「どうする家康」を活かしてはどうか
 「どうする家康」放映に合わせ、静岡市や浜松市では、大河ドラマ館がオープンし、主役の松本潤氏をはじめ、出演者とのトークショーも行われ、たいへんな盛り上がりを見せています。
 本市も家康公とのゆかりが深い地ではありますが、盛り上がりは、あまり見えておりません。新年度予算案でも、大河ドラマを活かした諸施策がいくつか掲げられておりますが、「どうする家康」と日本遺産を活かした取組やプロモーションはどのように進められるお考えでしょうか。
(4).観光施策をより進めてはどうか
 コロナ禍により、観光は厳しい冬の時代を迎えておりましたが、国が進めるウィズコロナ政策により、活況が戻ってまいりました。
 インバウンドも復活する中、観光分野が弱いとされる本市においても、日本遺産を活かした観光施策を進めることが重要と考えます。観光客を呼び込む方策やプロモーションについて、ご所見を求めます。

標題2:健康・予防日本一のさらなる深化〜 歯と口の健康とがん対策〜

 3年間にわたるコロナ禍により、「健康・予防日本一」には多くの悪影響があり、本市が全国に誇る健康施策推進も、やや影が薄いものとならざるを得ませんでした。
 こうした中、新型コロナも2類から5類へと移行することで、「健康・予防日本一」推進が活気を見せてくる点は、大いに歓迎すべきことと考えます。
 本市には、「藤枝市民の歯や口の健康づくり条例」と「がん対策推進条例」があり、いずれも理念条例ではなく、実践的な条例として健康分野で活用されております。この2条例に基づき、「歯と口の健康」と「がん対策」に関して以下伺います。
(1).歯周病に対する当局の見解
 昨年、政府は「骨太の方針2022」のなかで、国民皆歯科健診を明記するなど、口腔ケアの重要性を打ち出しました。歯周病は生活習慣病につながる重篤な病気といわれておりますが、市民の意識はそれほど高くないように感じております。それだけに、この周知は重要と考えております。以下、2点伺います。
@:歯周病に関しての医療的見地はどのようなものでしょうか。
A:歯周病予防に対する当局の取組について伺います。
(2).がん対策推進条例の総括
 県下の市町でいち早く制定された「がん対策推進条例」は、私にはたいへん思い入れの深いものでありますが、本条例にのっとり、力強くがん対策が進められていることは、まことにありがたく存じております。
 本条例が施行されてから4年が経ちましたが、この総括をどうお考えでしょうか。
(3).市立総合病院「緩和病棟」の運用、本市のがん予防対策
 市立総合病院では、がんに強い病院としての地位をさらに強化している点はまことに頼もしい限りで、昨年11月議会での岡村議員の質問でも明らかとなっております。
また、健やか推進局においては、がん予防や病後の患者への支援も取り組まれております。以下、2点伺います。
@:1 1月議会で緩和病棟についても事業管理者、事務部長から詳細な答弁がありましたが、その運用方針はどのようなものでしょうか。
A:早期発見早期治療が、がん対策の第一義とされています。本市のがん予防対策について伺います。
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