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質問通告内容

会議名
平成25年 2月定例会
質問日
平成25年3月5日
区分
一般質問
議員名
石井通春 (日本共産党)
会議録を表示

内容

1.維持・管理・更新に力点ある地元密着の公共工事こそ
 中央道笹子トンネルの事故は改めて公共工事のあり方を問うものであると思われます。高度成長時に建設されてきた全国のトンネルや橋梁は今老朽化が進み、その修繕と維持が重要です。
 公共工事で大事なのは、市民の命や暮らし、安全に密着した必要な事業は何か、何を優先すべきかを見定める事です。今、優先すべきは耐震化対策や老朽化対策など既存社会資本の維持管理、更新ではないでしょうか。本市のお考えを伺うものです。
(1)橋梁対策の修繕等事業の進捗予定はどうなっているか。進捗には国の交付金が不可欠であり地域の元気臨時交付金や道路の点検に特化した補助金をどう活用していくか。
(2)国からの交付金である社会資本総合整備基金のうち、これまで市内の道路等の維持修理に対しどれだけ費やしてきたか、これからどれだけ費やしていくか。
(3)市道の総延長、そのうち補修が必要な道路はどれくらいあるか。
(4)交通安全日本一の都市であるならば、特に通学高校生の自転車が多い地区の歩道と自転車道の分離を図るべきだと考えるがいかがか。
(5)平成3年に決定され現在計画中の都市計画道路「上薮田高田線」は、その後、それに並行して県道が整備されており事業の必要性はないのではないか。
(6)地元の工事は地元の中小業者に請け負ってもらえれば雇用の確保や税収の増加にもつながる。市としてその点をどう考えどのように対策を講じていくか。

2.子育てしやすい環境づくりこそ「選ばれるまち ふじえだ」に不可欠
 北村市長の市政運営の大きなテーマに「選ばれるまち ふじえだ」があります。全国的に人口が減少しているなかで県下において長泉町と本市が人口増加しているのは喜ばしい事だと考えます。
 これからの課題としては、定住人口の拡大、特に若い世代の方に多く住んでもらえるような町づくりが必要で、子育て部門の充実が欠かせないものと思います。今議会では、特に保育園の分野について市のお考えを伺います。
(1)人口が増加している原因をどう分析しているか。
(2)子育てしやすい環境づくりこそ人口の一層の増加につながると思うが、それに対する市の考えと施策、今後の展開について。若い世代の定住人口の拡大と子育てしやすい環境づくりの点で伺う。
(3)認可保育園の待機児童は例年15名前後だが、実際の希望者は市内12園の認可保育園受け入れ可能園児数319名に対し、入所希望者数が516名。その差が約200名。これだけの希望者が「入りたくても入れない」状況は、現在でも認可保育園数が足りないのではないか。
(4)市内2園目となる認定こども園が広幡に作られる。認可保育園には児童福祉法
24条に市の保育の実施責任が明記されているが、認定こども園については、入所は保護者と園との直接契約。入所できない児童に対し、市はどう対処していくか。
(5)2年後の4月から実施が予定されている「子ども・子育て支援法」では、この認定こども園が施設型保育給付の柱として位置付けられている。この法にある認定こども園について、市のこれからの対応、方針、問題点などを伺う。
(6)風邪や感染症などの子供を一時的に預かる病児・病後児保育の充実を求める声は待機児童解消に次いで多いものである。市内で実施している保育園は2園で定員も少ない。この部門の充実も求められると考えるが、いかがか。

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