質問通告内容
- 会議名
- 令和5年11月藤枝市議会定例月議会
- 質問日
- 令和5年12月1日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 遠藤久仁雄 (藤のまち未来)
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内容
標題1:市民と共に、交通事故の減少に向けて
私は市議会議員を10年間務める中、これまで交通安全に関する一般質問を一番多く行っており、計6回を数える。特に最初の3年間では、4回の質問を行った。この中では「消えかかっている停止線問題」、「若者の自転車マナーの問題」、「各町内会から出される交通規制に関する要望書とそれに対する着工件数の少なさ」等について質した。そして本市は交通事故について次のように分析された。@人身事故の7割が追突・出会い頭の事故である。A高齢者が関連する事故が多い。B夕暮れから夜間にかけて多く発生している。C交差点での発生率が高い。またその上で各季の交通安全運動の展開と運転免許証の自主返納事業、ゾーン30交通安全対策事業、学校での交通安全教室開催、通学路の緊急合同点検等に取り組まれている。
平成29年(2017年)度からは、「交通安全対策室」が設置され、さらに3年後の令和2年(2020年)度からは「交通安全・地域安全課」として拡充され、市民の安全面での取り組みが充実し成果を上げている。
私たちの暮らすまち藤枝市から、悲惨な交通事故を一件でも多く減らしたい。より一層の安全・安心を心から願い、以下の質問を行う。
1 先の決算審査における過去5年間の本市のデータを見ると、人身事故発生件数は平成30年の1,094 件から令和4年は597件に、死傷者数は1,425人から716人へといずれも大幅に減少している。さらにさかのぼって、交通安全対策室が設置される以前の数字も合わせて比較されたい。
2 市内11カ所の各地区交流センター等で、計22回の高齢者交通安全教室が開催されている。参加者数を含め、期待された内容となったのか伺う。
3 交通事故件数について毎月警察署から公表されているが、市としてどのように周知されているか伺う。
4 特にドライバーの「安全運転マナー日本一」を目指し、オール藤枝で取り組みたいと考えるが如何か。
5 これまでの私の一般質問に対する市当局の回答に関して、自分が消化不良と感じている点について質問する。@「交通安全課」設置の思いが、市民に十分に伝わっていないのではないか。A市民を巻き込んでの事業となるのが望ましいと考える(市民と共に取り組む)が如何か。
6 ドライバーの心理状態とマインドに働きかけることが大切ではないか。