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質問通告内容

会議名
令和6年6月藤枝市議会定例月議会
質問日
令和6年7月10日
区分
一般質問
議員名
川島美希子 (藤のまち未来)
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内容

標題1:子ども達に視点をおいた学びの環境を

 児童生徒1人1台端末と通信ネットワークを一体的に整備する文部科学省のGIGAスクール構想がコロナ禍で前倒しとなった時、本市はすでにプロジェクター型の電子黒板・書画カメラも各教室に配置されていたことから、ICT教育はいち早く進み、自宅で先生や友達と授業を受ける環境が整ったことで、孤独感や勉強の遅れで不安を抱えていたなど精神的なダメージに寄り添うことができたことも含め高い評価がありました。加えて授業を組み立てるための活用方法など相談できるICT支援員を随時増員し、教員への研修会を行うなど、これまでも様々な角度と工夫で積極的に取り組んでいます。こうして子ども達が不自由なく、充実感を感じるICT教育を目指す中、まずはその環境を整えることは基本的な事です。本市は5年目を迎え、来年は更新時期でもありますし、見えてきた課題等について以下の質問をします。

(1) 令和5年度、故障して修理が必要になった端末が全体で何台あり、内容により長短はあると思うが、平均して修理にどのくらい時間を要しているのか、また代替え機は何台ありどう対応しているのか伺います。

(2) 中学校の端末について、3年生の使っていたものを再構築して新1年生にと循環させて使用する中、小学校からの連続性が求められます。新1年生が使用できるのはいつ頃なのか現状を伺います。

(3) 誰もが取り残されないICT教育の推進をお考えだと思いますが、教室で一斉に起動すると、しばしば数台が起動できないことがあると伺った。効果的な学習環境としてストレスがなく繋がる環境が必要と思うが、改善についてのお考えを伺います。

(4) 本年度更新される教員が使用する「校務用端末」と児童生徒の端末はOSがWindowsであるが、令和7年度に更新予定の児童生徒のOSは、全国的にはChromeが多い。教員が市をまたいで異動してもOSは同じ環境下での使用が最適であるが、お考えを伺います。

(5) 令和7年度には児童生徒の端末も更新されるので「一人一台端末選定委員会」が開かれているとのことだが、その委員会ではどんな課題があげられているのか等、進捗状況を伺います。

標題2:「敬老の日記念事業」「はたちの集い」の意義と今後の在り方について

 北村市長は5期目の市政にあたり、若者・女性の活躍と、誰ひとり取り残さない支援を掲げていますが、少子高齢・人口減少社会において、一番重要になってくるのが、若者とのつながりを強くし、また高齢者の社会とのつながりを太くして、それぞれが希望を持って活躍できる環境を作る事です。
そこでコロナ禍の中、様々な規制があり簡素化せざるを得なかった「敬老の日記念事業」と「はたちの集い」の今後の在り方について以下の質問をします。

(1) 「敬老の日記念事業」について、今年度の対象者と祝い金、また式典のアトラクションを含めてのすべてに要する経費の総額について伺います。

(2) この先3年の75歳の対象者の予測人数と総額の見込みを伺います。

(3) 敬老の日は、その名の通り市民みんなで健康長寿を敬いお祝いすると共に孤立化や老老世帯が増える中で社会とのつながりを持つ機会として、これからの活躍につながる本市独自の取り組みに再構築するお考えはありますか伺います。

(4) 「はたちの集い」について、対象者にアンケートを取られたと伺いました、植田議員が本年2月議会において求め、集中開催と分散開催のメリット、デメリットなどについては一般質問されています。集中開催にしている自治体が県内でも増えている中、分散開催を継続するのか、集中開催の場合はどのような方法が考えられるのか現段階のお考えを伺います。

(5) 県外にお住まいの方は正月の三が日に帰省する方が多いと思います。昨年は翌週の三連休の真ん中の8日に「はたちの集い」が開催されました。帰省するのは金銭的、またスケジュール的にも負担があります。開催日を正月に近い日程にする、または今の日程のままであれば交通費の補助を出す、近隣市のように新幹線を帰省のために用意するなど参加しやすい環境を作る事も門出を祝うという意味が大きく伝わる大事なことでは無いでしょうか、お考えを伺います。

(6) 「はたちの集い」は進学等で本市を離れた若者と接点が持てる唯一の機会であり、就職に向けて改めて故郷に誇りを抱き、本市に目を向けてもらう最大のチャンスの時であります。そのやり方も含めてこうした意義に立ち返り、またもっと投資をして、本市独自の最大限に効果を発揮できるものに再構築すべきではないのでしょうか、お考えを伺います。
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