質問通告内容
- 会議名
- 令和7年6月藤枝市議会定例月議会
- 質問日
- 令和7年6月11日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 遠藤久仁雄 (藤のまち未来)
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内容
標題1:市立総合病院の患者用駐車場の確保について
藤枝市立総合病院は、平成7年度に駿河台地区に移転開業し、30年間に渡り多大な業績を残し、志太榛原地区の基幹病院として確固たる地位を築き上げて来ている。総合病院として市民の要望に応えるため、医師や看護師などを始めとする医療従事者数を増やし、診療科目数を次々に広げてきた。しかし受診者数の増加に伴い、病院へのアクセス道路が交通渋滞に見舞われてしまい、利用される皆さんにご迷惑をおかけする状況である。
(なお、これまでの質問により、病院敷地内への新たな駐車場の建設や裏山の開発工事は、地盤の状況や工事の難しさ、さらにコストの面等で、事業化は困難であるとのことである。また市野球場の駐車場を活用する案も問題があるとの回答であった。)
これまでの質問とそれに対する回答から、新たに病院敷地外に駐車場を確保することが有効な方策だと思われるので、以下当局の考えをお聞きする。
(1)平成30年(2018年)当時と比べ、渋滞の状況に変化が見られるのか。
(2)平成30年(2018年)12月議会での回答によると、病院敷地内の駐車可能台数は1,033台。内訳は患者用が602台、職員用が431台であった。これと比べて、現在の状況は如何か伺う。
(3)渋滞解消のため、敷地外に何台のスペースを確保する必要があるのか。
(4)病院と郵便局の間に位置する民間会社2社の寮が使われないままになっている。この駐車場を活用できないものか伺う。
(5)病院から近い場所である南駿河台4丁目・5丁目の町内は、近年特に高齢化し、運転免許証を返納した方が多く暮らしている。これまで使用していた駐車場を使わない家も多くあるようなので、このスペースを病院の職員用にお借りすることが可能かと思われる。住民の意向調査について自治会や町内会に協力をお願いすることを試みては如何か伺う。
標題2:学校での健康診断と子どもの権利を考える
本市の小中学校では、国の学習指導要領等に基づき、各校でそれぞれ特色ある教育活動を展開し成果を上げている。児童生徒が元気に楽しく学校生活を送ることができるよう、特に健康面に関してはこれまで様々な取組が見られる。
例えば中学校では、保健体育の授業や部活動、体育大会などの学校行事において、また小学校でも体育の授業や運動会など、さらに給食に関しては小中学校共に学習の一環として、食事の大切さなど多くの学びが行われてきている。
そして学校では、子どもたちの成長を確認するため、毎年身長や体重の測定を行い記録に残している。また視力検査や聴力検査、さらにこの他に成長途上に身体に異常がないか、学校医の協力を得て健康診断を行っている。このように学校において、各種検診を行って記録してもらえるのは、保護者にとっても有り難いことである。今回この健康診断に関して、市当局の考えをお聞きする。
(1)本市の健康診断に於いて、背骨の検査(「脊柱(せきちゅう)」・「胸郭(きょうかく)」の疾病異常の有無)を行う場合について以下伺う。
@ 検査を受ける子どものために、学校として配慮している事項を伺う。
A 「腸音(ちょうおん)」や「二次性徴」等の検査は行われているか伺う。
(2)不登校やその他の理由により、学校で行われる健康診断を受診できなかった子どもたちが全国的に増加している。このことについて以下伺う。
@ 学校での内科健康診断を受けられなかった子どもが、後日に学校医の病院に行き受診できるような働きかけを行っていただきたいが如何か伺う。
A 同様に歯科検診を受信できなかった子どもが、後日に学校医の受診ができるようにしていただきたいが如何か伺う。