質問通告内容
- 会議名
- 令和8年9月藤枝市議会定例月議会
- 質問日
- 令和8年9月9日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 多田晃 (藤新会)
内容
標題1:藤枝市の道路網整備と交通渋滞対策について
藤枝市は、これまで人口増加や企業誘致、中心市街地の活性化、子育て環境の充実など、将来を見据えた様々な施策を進めてきました。しかし、まちが発展していくためには、その基盤となる「道路」が必要不可欠であります。
現在、市内では朝夕の通勤・通学時間帯を中心に、主要幹線道路や交差点などで慢性的な交通渋滞が発生しています。市の資料においても、広域幹線道路主要3路線の平均通行時間は、令和6年度の目標13.2分に対して実績16.6分となっており、目標には届いておりません。毎日の通勤で渋滞に巻き込まれる市民にとって、これは単なる数分間の問題ではありません。
また、渋滞を避けようとする車両が生活道路へ流入すれば、通学する子どもたちや高齢者などの安全にも影響します。さらに、救急車や消防車など緊急車両の円滑な通行、物流の効率化、企業誘致、観光振興などを考えても、道路ネットワークの強化は藤枝市の将来にとって避けて通ることのできない重要な課題です。国においては国道1号藤枝バイパスの4車線化が進められており、大きな期待を寄せているところであります。しかし、バイパスが4車線化されれば市内すべての渋滞が解決するわけではありません。むしろ、その効果を最大限に発揮するためには、インターチェンジから市街地、藤枝駅周辺、工業団地、東西・南北の幹線道路などを結ぶ市内道路ネットワーク全体をどのように構築していくのかが重要だと考えます。
そこで、以下伺います。
(1)市は、朝夕の通勤時間帯を中心とした市内の交通渋滞について、特にどの路線、どの交差点を課題として認識しているのか伺います。
(2)現在計画されている道路について、渋滞解消、防災、救急搬送、企業活動、人口増加などの観点から優先順位を改めて明確化し、重点的に整備を進める必要があると考えますが、市の見解を伺います。
(3)現在事業が進行中の主要な道路について、それぞれの進捗率と今後の工程について伺います。
(4)国道1号藤枝バイパス4車線化の効果を市内全域へ波及させるため、市として国や県に対し、接続道路や関連する幹線道路の整備促進をこれまで以上に強く求めていく考えはないか伺います。
(5)市内の主要渋滞箇所を改めて調査し、短期・中期・長期に分けた「藤枝市道路渋滞対策」を取りまとめ、効果の高い箇所から集中的に対策を実施する考えはないか伺います。
標題2:市役所窓口の開庁時間の見直しについて
近年、全国の自治体において、市役所窓口の開庁時間を短縮する動きが広がっています。
その背景には、職員の働き方改革や時間外勤務の削減、人材確保といった課題に加え、行政手続のオンライン化やコンビニ交付など、行政サービスそのものが大きく変化していることがあります。
これまで市役所は、市民が直接窓口を訪れ、職員と対面して手続きを行うことを前提としてきました。しかし現在では、マイナンバーカードを活用した証明書のコンビニ交付や電子申請など、市役所に行かなくても完結できる手続きが増えてきています。
一方、現在の開庁時間を維持するためには、職員は窓口を開く前から準備を行い、閉庁後にも現金や書類の確認、事務処理などを行う必要があります。
つまり、開庁時間と職員の勤務時間が同じことによって、恒常的に時間外勤務が発生しやすい勤務環境になっているとも考えられます。
また、限られた職員数の中で行政サービスを維持していかなければならない人口減少時代においては、「市役所はこれまでと同じ時間、窓口を開け続ける」という考え方そのものを見直す時期に来ていると考えます。
そこで伺います。
(1)現在の開庁時間を維持することによって、開庁前の準備や閉庁後の事務処理など、職員にどの程度の時間外勤務が発生しているのか伺います。
(2)開庁時間の見直しと行政DXを一体的に進め、「窓口を開けている時間」から「市民がいつでも手続きできる行政」へ転換していく考えはあるのか伺います。
(3)2月定例月議会の深津議員の一般質問に対し、職員の働き方改革、業務の効率化による経費削減の観点から、市役所窓口の開庁時間短縮に向けた検討を進めるとの答弁がありましたが、その後の検討状況を伺います。